レイン・シュドー

「「「「「「「「「「「「「「ふう……」」」」」」」そういう事だったのね……♪」」」」」」」

「「「「「「「「「「「「「「最高の記憶ね、レイン……♪」」」」」」」本当ね……♪」」」」」」」



 ダミーレインとゴンノー、そしてこの世界の果てを覆い尽くしながら互いに力を出し合った死闘に纏わる真相の記憶を再び呼び起こされた現在のレインたちの顔には、安堵や嬉しさをはじめとした明るい気持ちが滲み出ていた。魔王とゴンノーも同時に死闘を繰り広げる、途中でその両者が乱入して戦況が大きく変わる、そして魔王による横やりを受けた挙句、ゴンノーを満足いく形で倒せないまま終わるという、様々な課題を残す結末になったあの時の死闘も、改めて振り返ればレインたちにとってとても良い経験になっていた。あの出来事を機に、彼女は魔王からの脱却を本格的に考えるようになり、更にダミーレインの生産施設も手に入れる事が出来たのだから。


「「「「「「……あれ、ところでレイン……」」」」」」

「「「「「「「ん、どうしたのレイン?」」」」」」」」


 それでも、まだ現在のレインは未来の自分に聞きたい事がたくさん残っていた。

 ゴンノーに辛くも勝利を収めた後、レインは件の死闘の跡から生産施設の痕跡であるオーラを発見し、そこから自分を無限に作り出す新たな施設を建て直す事に成功した。その時に発見したあの『オーラ』は何だったのか、その時に抱いた推測の通りわざと残したものだったのか。

 その答えは、まさにレインの予想通りのものだった。魔王=未来のレインは、ゴンノーに代わって現在の自分がダミーレインを創り出す事になると言う自身の過去の行動を踏まえたうえで、生産施設を完全に壊滅させるように見せかけてわざと痕跡を残し、いつでもそこから再生できるように放置しておいたのである。



「「「「あぁ、やっぱりそうだったのね……♪」」」」

「「「「「「まあ作りは簡単だからねー♪」」」」」」レイン・ツリーの応用だったもんね♪」」」」」」



 純白のビキニ衣装の美女が世界の至るところを覆い尽くしながら微笑みあう中、現在のレインはもう1つ、あの決戦の後に起きた出来事について核心を突くような疑問に行き当たった。あの戦いの中で魔王は生産施設を『壊滅』させた後、自分たちにダミーレインとすり替わり人間たちの町や村を征服するよう指令を出したのを最後に一切の痕跡を残さないまま行方不明になってしまった。幾ら現在のレインたちが探そうとしても手がかり一つ掴めず、自分でどんどん埋め尽くされていくという幸せな時間を味わっている最中でも魔王がどこかに潜んでいるかもしれないと言う緊張感や不安から抜け出すことは出来なかった。そして、敢えて最後の最後まで取っておいた最後の人間、トーリス・キルメンを心行くまで追い詰め続けていた最中、突如魔王は何の前触れもなくレインたちの前に再び姿を現したのである。



「「「「「「……ねえ、あの間『魔王』はどこにいたの?」」」」」」



 今までは魔王に素っ気なく返され、聞くだけ時間の無駄であったと言う現実を突きつけられてしまった彼女たちだが、今はそのような心配は要らなかった。既に魔王の正体が未来の自分自身である事を、レインたちは知っていたのだから。そしてそれこそがこの疑問を解くカギである、とその未来の彼女たちはにやりと笑いながら伝えた。


「「「「「「「「「分かるかなー、レイン?」」」」」」」」」」

「「「「「「「「「「「ふふふふ……♪」」」」」」」」」」」

 


「「「「えーと……魔王は未来のレインで……?」」」」

「「「「当然未来の私は『今』の私を何でも知っているという事は……?」」」」

「「「「「つまり、私の行動を全部把握して……!!!!」」」」」


「「「「「「「「「「「「……あぁぁ、そっか……!!!」」」」」」」」」」」



 その瞬間、一斉に疑問から解き放たれたレインの歓喜の響きと、今までずっとその真実に気づけず『外』の様子ばかりに気を配り続けていた自分の浅はかさへの反省の声が世界中に響き渡った。

 魔王の正体など思いもしなかった当時の彼女は、魔王はどこかに消えたか、別の場所に潜伏していたとばかり思い込んでいた。そして、魔王が放つオーラの痕跡を日々探し続けていた。だが、そのようなことを幾ら行っても、レインは決して真実にたどり着くことはなかったのだ。当然だろう、相手はレイン・シュドー=『過去の自分自身』を僅かなオーラに至るまでそっくりそのまま再現し、何食わぬ顔で魔王を探し続ける純白のビキニ衣装の美女の中に紛れ込んでいたのだから。しかもその数は1人や2人のみならず、何億何兆ものレイン・シュドー=未来の自分がこっそり過去の自分の大群に加わり、世界を征服する過程を一緒に楽しんでいたのである。



「「「「「「ついでに『ゴンノー』もこっそり紛れ込んでたのよねー♪」」」」」」

「「「「「「「「えっ……本当!?」」」」」」」」」

「「「「「「「「「「まあ半分は『無』の中に隠れてたけど……」」」」」」結構顔出してたよねー♪」」」」」



 自分たちが世界を真の平和に導く過程に魔王もゴンノーも一枚噛んでいた――その事実を認識した現在のレインたちは、心の中に更なる嬉しさを沸き上がらせた。彼女が『大好き』であった魔王も、正体を知った上でより好きになったゴンノーも、様々な形で密かに自分たちを応援し、純白のビキニ衣装の美女が無限に増えていく過程を一緒に楽しんでくれたのだから。



「大好きよ、レイン♪」私もよ、レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」レイン♪」…


 

 これから永遠に世界中に響くことになる世界で最も綺麗な名前を、現在も未来も関係なくレインたちは互いに呼び合い、そしてその名を呼ばれた者の感触を心行くまで確かめ合い続けた。そこには、これから未来永劫続く真の平和がどこまでも広がっていた。


~~~~~~~~~~~


 しかし、それは同時に『未来』からやって来た来訪者たちの長い長い戦いが終わりを迎える、と言う事でもあった。

 誰かが声を出すまでもなく、少しづつ世界が落ち着きを取り戻した頃合いを見計らったかのように、世界中の大地も空も覆い尽くすレイン・シュドーの三分の二がそっと空高く浮かび始め、純白のビキニ衣装を下にいる現在のレインたちに晒し始めた。もう間もなく見納めになるこれらの光景をじっくり目に焼き付けてほしい、と言わんばかりに。



「「「「「「そうか……帰っちゃうのね……」」」」」」

「「「「「「「「「「このまま私たちと一緒にいることは……」」」」」」」」」」



 できる訳がない、と言う事を、現在の彼女たちは言い終わる前に自分自身で気づく事が出来た。今の自分たちは、既に魔王=未来の自分という大きな存在から完全に脱却し、新たな未来を築くために動き出す段階にきている。より自分に磨きをかけるためには、これ以上甘え続ける訳にはいかないのだ。だからこそ、レインの顔には一切の悲しみも現れず、涙も流れる事はなかった。未来へ帰る自分たちを笑顔で送る心構えを作っていたのである。



「「「「「「泣いてもいいのよ、無理しないでも……」」」」」」

「「「「「「「「ふふ、悪いけどその『甘い誘い』には乗らないわ♪」」」」」」」」」

「「「「「「「「「……了解、レイン♪」」」」」」」」」」」


 もう貴方たちの出る幕はない、という意味の言葉をはっきりと告げ、その気遣いをあえて断る意気込みを見せてくれた現在の自分たちを見下ろしながら、未来のレインたちはもう一度『過去』の世界――すべての目的が達成された、どこまでも続く空間をそれぞれの視点でじっと眺めた。全ての悪しき要素が浄化され、あらゆるものが純白のビキニ衣装の美女に埋め尽くされる理想の世界は、いつ見ても絶景そのものであったが、彼女たちが目に焼き付けたのは、その理想が産声を上げたばかりの、全ての始まりの光景だった。


 それから先、どれほどの時間が経ってから彼女たちが過去に舞い降りることになるのか、敢えて未来のレインたちは全てを明かさず、それに関する記憶も現在のレインに覗かれないようにしていた。これから続く長い長い時間の中で、レインが自分自身で道しるべを作り、新たな魔王を生み出す過程を邪魔するわけにはいかなかったからである。そしてもう1つ――。



「「「「「「……あ、そうだ!!」」」そうよレイン、忘れてた……!」」」大事な質問があるんだった……!」」」

「「「「「「「「「「「「「「「「あら、どうしたの?」」」」」」」」」」」」」」」」」



 ――現在のレイン・シュドーが未だに習得していない、過去から未来へ強制的に流れ続ける『時間』と言う概念を飛び越えて自由自在に移動する魔術についても、完全に教える事はしなかった。今までの魔術とはまた異なる方法だが、こそがその鍵だ、と言う曖昧なヒントを除いて。



「「「「「「「「「「「「……これで、また鍛錬をしたい気になってきたでしょ?」」」」」」」」」」」」

「「「「「「「「「「「「……うん!」」」」」」私、絶対に身につけてみせる!」」」」」」



 その決意の言葉を受け、世界中の空を安心を示す笑顔で覆い尽くす様子が、現在のレイン・シュドーが未来の自分自身を見た最後の光景となった。やがて彼女たちは互いに頷きあうと同時に、魔王の正体が明かされたときに放たれたような眩い光を放ち始めた。しかし今度は現在の彼女たちもじっくりその光の中で起きる光景を見守ることが出来た。無数のレインたちの輪郭がぼやけ、全身がまるでオーラの繊維の塊のような姿に変貌し、それらが世界中から2箇所に寄り集まり、やがてレインとはまた異なる2つの輪郭を作り始め――。




「「「「「「「「「わぁ……!」」」」」」」」



 ――やがて光が収まったとき、そこに現れたのは、この時間から去っていくのにふさわしい姿、レイン・シュドーと共に世界を真の平和に導いた功労者である漆黒の衣装を纏う2人の魔物、『ゴンノー』と『魔王』であった。

 貴様らの憎たらしき顔を再び見るとは思わなかった、と言う銀色の仮面の中から洩れる憎まれ口も、いつみても美しい光景だと言い放つトカゲの頭蓋骨からの不気味な音も、今のレインたちにとってはどれも非常に心地良い響きに感じた。魔王もゴンノーも、その表面上の腹立たしさや恐ろしさの裏で、レインたちに対する愛情を常に育み、優しく見守ってくれたのだから。

 


 そんな純白のビキニ衣装の美女たちの様子をもう一度じっと見つめ続けていた魔王とゴンノーであったが、やがて彼女たちに背を向け、それぞれの手にレイン・シュドーの体の一部となっているあの名も無き白銀の剣を創造した。そして、それを天高く上げた時、上空にレインたちが一度も見た事がない、奇妙な光景が広がり始めた。まるで様々な色彩をぶちまけ、そこに多種多様な物体を乱雑に浮かべ、更にそれを思うがままにかき混ぜているような、なんとも形容し難い異様な景色であった。これが何なのか、レインは聞かずとも理解できた。これこそが、この時間と遠く離れた未来を繋ぐ、巨大な『回廊』なのだ、と。



「……思い残すことはないな、レイン?」

「「「「「「「「「「「「ええ、大丈夫よ……」」」」」」」」」」」」


『またお会いしましょうねぇ、レイン・シュドー♪』

「「「「「「「「「「「「ふふ、そのうちまた会いましょう、ゴンノー♪」」」」」」」」」」」」



 そして、魔王とゴンノーが再び剣を高くかざした瞬間、その姿は瞬きもしない間に消え去った。同時にあの『回廊』も、一切の痕跡を残さないままこの世界から完全に無くなってしまった。


 どこまでも続く大地も、果てしなく広がる空も、そしてなみなみと水をたたえる海も、これで完全に自分たちの思いのままになった、と言う事をレイン・シュドーたちが実感するまで、少しだけ時間がかかってしまった。世界を継ぐという行為が、ここまであっさりと、そして和気あいあいとしたものになるとは、全く予想できなかった事も大きいかもしれない。しかし、ここから先は一切誰にも妨害されず、誰からも横槍を受けることがないまま、完全なる平和が到来した世界を、レインたちは楽しむことが出来るのだ。


「「「「「……ふふ、レイン……♪」」」」」

「「「「「……どうしたの、レイン?」」」」」

「「「「「「「「「……言ってみただけよ、レイン……♪」」」」」」」」」」



 やがて、ざわつき始めたレイン・シュドーの一部から、笑い声が聞こえ始めた。それは同じ思考判断を持つ周りのレインたちにも次第に波及していき、空中に浮かぶレインにも、海岸沿いにいるレインにも、山肌を覆い尽くすレインにも広がっていった。長い髪を1つに結い、健康的な肌を存分に見せつけ、純白のビキニ衣装に包まれた柔らかく豊かな胸を揺らし続けながら、彼女たちは心の底から思う存分笑い続けた。この笑い声を遮るものは誰もいない、世界にいる全ての命がこの嬉しい響きに参加している――真の平和を達成したレイン・シュドーが最初に行ったのは、この世界を思う存分満喫する事であった。



「あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」あははははは!!」…




~~~~~~~~~~


 そして、それから幾多もの月日が流れ――。



「……ん、んっ……」



 ――純白のビキニ衣装の美女、レイン・シュドーで覆い尽くされた1日が、今日も幕を開けた……。

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