終わる時代に思う事

 もうすぐ平成が終わる。

 昭和天皇崩御のニュースをテレビで見たのは学生時代の冬休みの最中でちょうど実家から大阪に戻ろうとしていた時だった。

 その時の空港は何か張り詰めた感じだった。

 生前の天皇陛下の映像が流れていた時に外国人の女性から「彼は生きているの?」と訊かれたが軽く首を振ったのを覚えている。

 大阪に戻ってからテレビ放送は自粛中でそれから何をしたかはあまり覚えていないが数日後に新元号『平成』発表のニュースを見た。

 そんな感じで新しい時代が始まり学校を卒業して就職、退職して帰郷して今に至り平成が終わろうとしている。

 個人的には殆ど大阪、たまに東京、ちょっと実家で暮らした感じである。

 世間で起きた事は散々テレビでやっているから置いといて、インターネットの普及が社会に大きな変化をもたらしたと思う。

 それもテレビで散々やっているから細かく書かないが、個人の作品をネットで公開出来るようになったのはとても素晴らしい事だと思っている。

 私でさえこうしてエッセイもどきを書いて公開できるのだから世の中が進んだなと実感している。

 病気になって帰郷したのは残念だと思う時もあるが、今を生きてまたひとつの時代が終わる事に感慨深いものがある。

 

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