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皆仲良くも皆仲悪くも等しく幻想だ。皆が皆誰に対しても心の底では無関心、これも真実じゃない。真実は、深く見つめるほどに増長される自分自身への無関心。気付いたら最後、その虚無感を埋め合わせようとするトコロから精神の改革が始まる。
外堀から自我を固めようとする意志の表れ。招かれるべくして仕掛けられる他者への攻撃と口撃。それは拙い自己防衛心の表象。中身のない中身が益々伽藍堂になっていく。
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