第2話 日常

あっさりと処女など捨てさり、ぼんやりの学生生活を過ごしていた早朝の下駄箱の前で呼び止められ、身に覚えがあるとすれば訳の分からんイチャモンだけだった私は凍てつきながら振り向いた。

だって声がイカツイ男だったから。殴らるかも……と対峙すると「友達になってもらえませんか!!(大声)」

は、はい。。

何故か大拍手の嵐。え?意味分からない。ありがとう、私も友達欲しいから友達になりたい。お前みたいなクラスの人気者の。


それから朝夕、の挨拶はしていたが、話すことは皆無、いつの間にか彼女が出来ていた。


私自身は経験回数無いんですけどね、あまり。

だが、勝手に恋多きヤラセてくれそうな女との位置が出来たのでしょうね。


たちの悪い男の人の呑み会に呼ばれ、嵌められて男の溜まり場に1人置きざりにされた。気になる人は1人いた。目が真っ直ぐで、綺麗な男が。

だが、ろくな女友達いないなぁ、私、置いていくか?土地勘もないのに。

その時、集団暴行をされる流れだったが、始めにリーダー的な奴が私を抱いた。


まだ、未成年の私は逃げ帰る手段も無いわけで途方に暮れたが、そいつは朝まで私を、いや、朝になっても放そうとはしなかった。

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愛するということ。 井川 織 @12240913

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