第12話 僕が好きなものが、奥さんが大っ嫌い問題

「早くらっきょうを食べてください!」


 しかめっつらでいう奥さん。

 すでに食べ終わってるのに、匂い(僕にとってはいい匂い)が残ってたらしい。

 彼女にとっては嫌いな臭いなのだ。

 ドリアンが好きなくせによく言ってくれる。

 神戸で飲んだ玉ねぎ味のドリアンジュース忘れまじ。

 ドリアンチップスは食べたいけど。


「FACEBOOK、書かないで下さい!」


 奥さんのことのみならず、僕の日記や旅行記もダメらしい。

 それ以来、他人の記事のシェアのみです。


「タイの王様が亡くなった記事、書かないで下さい!」


 そもそも記事を書いた覚えがないが、タイの王様が亡くなった記事をシェアしてました。


 この「タイ嫁日記」が見つかると、離婚問題とか大激怒問題が発生しそうだが、文字を書くことは僕にとって息を吸うのと同じなので無理です。


 一緒に寝てても朝五時ぐらいに起きて、トイレ行って自室に抜け出して(ふとんは蝉の抜け殻状態)キーボードを叩いてしまうので、薄々、気づかれてると思うが、もう、それだけは無理です。


 そういう星の元に生まれてしまったのだね。

 書くことが精神衛生上必要不可欠で、他人が面白いと思うかどうかはどうでもいい(笑)というか、書くこと自体が面白いんだよね。


 だから、ただのひとりごとだと思って読み流して欲しいですね。

 書くこと=生きることのような感じです。


 しかし、資格試験の勉強中なのだが、妙に小説とか、エッセイを書きたくなる。

 何というあまのじゃく。

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