第7話

レベルを上げていくと打球が、色々な種類があった。実際のテニスのように、スピン、ロブ、スライス、ドロップ、かなり本格的である。そして打球を習得した事によって大変な問題が発生した。レベル1でプレイしていた時は、打球がスピンしかなかったので、画面をただ、タイミングよくタップすることで返球する事が出来た。しかし打球を習得した事でタップの仕方で返球がスピンかロブに認識されるようになり、スピンを打ちたいのにタップの仕方が悪くロブになってしまい、思うように返球する事が出来なくなってしまった。2ヶ月ぐらいただタップするだけで返球していた私はタップ癖がついていた。そのタップの仕方がゲーム上ロブになってしまう。タップをするときに指を上にスライドさせればスピン、下にスライドさせればロブ。意識しないとタップ癖で全てがロブになってしまう。レベルが上がって勝てなくなった理由はそれだった。スピンを打ちたいのにうまく打てない。ガタガタになって負けてしまう。難しい。そしてタップの仕方を練習するようにまたツアー、NPCとの対戦でタップ癖を治すためにコツコツプレイ。1人で黙々とやるのは疲れてしまうのでLINEなどで白猫テニスをプレイしてるいる人達のグループに参加した。初めてダブルス、協力プレイもやった。凄く上手い人達で、前衛、後衛と分かれているけど、ほぼ、その方が動き、ダブルスと言うけどシングルプレイのようだった。そして私のプレイスキルの問題などを親切に考えてアドバイスを色々としてもらった。

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