雪の風が吹いている。

朝方小雨が降っていたが、手の甲に当たった雨粒が雪解け水のように

冷たかった。ネックウォーマーの隙間に入り込む風も刺さるように

冷えていて、今すぐに雪が降り出してもおかしくないような、

そんな気候であった。

数日前の予報より、どうやら予想降雪量が増えている。

職場までは近いのでそこまで困らないとは思うが、早起きして様子を見た

方が良さそうな雰囲気である。

気掛かりなのは長靴を持っていないことだ。

そもそも長靴という履物があまり好きではないのだけど、利便性を考えると

相当優秀な代物である。水に強く足首までしっかりとガードしているので、

物の弾みに水たまりへダイビングしても安心である。

前職の先輩の話では、ライブイベントなどにも長靴は重宝されるのだという。

日本野鳥の会が販売している長靴が中々優秀とのことだ。

実際に物を見たことはあるが、ライブに履いていくにはかなりアウトドア感の

濃い長靴だった。ライブはアウトドア、ということか。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい