16.11.05

休みの日によく行くゲームセンターがある。

そこでよくUFOキャッチャーのイベントを行っている。


知ってる人も多いと思うが、「UFOキャッチャー」というのは、

セガの販売しているクレーンゲーム機であり、商標である。

つまり他社のクレーンゲーム機は正確に言うならば、

「UFOキャッチャー」という名前ではないのだ。


ゲームセンターでアームのついてるUFO部分をよく見てほしい。

そこにクレーンゲーム機の名前が入っている事が多い。

やり込む人は台の性質を把握しておかなければならないので、

非常に重要なポイントである。


話を戻して、今日やっていたイベントは景品にトランプを1枚貼りつけ、

獲得した景品のトランプでブラックジャックを作れ、というものだった。


要は合算して21にしろ、ということだ。


21を1組作る毎にくじが引け、大当たりはテーマパークのチケットだった。


大抵欲しい景品などひとつあれば多い方なので、トランプは必然的にあまる。

タイミングが合えば帰り際に店員に返却しているのだが、前回今回と景品に

貼りつけたまま店を後にしてしまったので、我が家には2枚のトランプが

机に放置されている。ダイヤの9とスペードの11だ。


私だけがこうして持ち帰ってしまうわけではないはずなので、

お店には歯抜けのトランプが何組もあるに違いない。

足しげく通って景品をたくさん手に入れれば、私の手持ちだけで

1組のトランプを作ることも夢ではない。


財布に入れて機会があれば店員に返そうとも思っているが、

イベントを行ってない時では店員も怪しく思うだろう。

そもそも、そこまでする客などいないはずだ。


それに財布に入れっぱなしにしておくと、

何かの拍子でポイントカードと間違えて出したりしそうな気もする。


中途半端に合わせて19点。

悩ましいイベントである。

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