16.10.30
先日通院の折りに読み始めた「高野聖」は当日中に読み終わり、
解説で触れられていた『雨月物語』の1篇である「青頭巾」も
同じくその日に読んだ。
あの短篇集に似たような話しなどあったかなと思い出してはみたが、
思い出すより読むほうが早いと判断したのだ。
読み返してみると、ああこの話かとすぐに理解した。
題名と内容がまだ一致していないのだ。1回しか読んでいないので。
『雨月物語』の文庫本は運良く転居元より持ち出してきていたので、
気になったらその場で確認することができた。
このフットワークの軽さを他で出すべきでは、と言われそうだ。
ちなみにこの文庫本は、恩師の大学教授が退職の際に研究室に招待され、
「好きな本持って帰れ」と譲っていただいた本の1冊である。
他にも私が選んだ本、教授にこれも必要だよなと持たされた本、
合計15冊ぐらいを譲り受けた。思い出の1冊である。
教授がセレクトした物は評論や文化史の本が多かった。
卒業生に課題を出して自分は退職するという、らしいセレクトだった。
さて今日はフットワークの軽さを生かすべく、図書館に行ってきた。
閉架扱いの本を出してもらい、目についたもう1冊と一緒に借りてきた。
どちらも児童文学の有名な作品である。
新しい作品を書くきっかけになれば嬉しいな、と思う。
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