廃虚に近づくなかれ…後が怖い⁉︎
サチヤ
第1話 サイクリングへ行こう…
ねえ…これからどうなるの…私達!?
私の名前は、楠
とは、口実で山内君と一緒にいたくてサイクリング部に入部しちゃったのです。
『今日は良い天気だが、雨具やタオル、ライトに軽い食事は準備してきたかい⁉︎』
『はい 準備しました。』
『私も、準備して来ました。』
『俺も大丈夫だよ山内‼︎』
『じゃあ……行こうか
『はい。』
『はーい。』
『わかった。』
『じゃあ、出発‼︎』
(山内くんと、仲良く成りたい……いっぱい話せたらいいなぁ……)
『良い天気ね?』
『そうねー気分がいいわ。』
『だろーこんな日には外に出て、良い空気を吸って、綺麗な美濃山に行き、景色を堪能するコレがツウなんだな…』
『なんか孝介…おじさんみたいだな…』
『おいそれはないだろう……』
『そう思っただろう?楠に江口⁉︎』
南くんが同意を求めてきた。
『ええ……まあ……、ちょっとおじさんかな……』
『そうね…加奈美と同じ意見かな……』
『俺はおじさんなのか……』
『冗談だよ!気にするなよ‼︎』
『ほら見ろよ美濃山が、色とりどりで綺麗だぞ⁉︎
『おおー良い眺め‼︎来て良かったー!』
『キャー、スゴーい』
(山内君と二人きりで見たかったな……)
『本当ね、綺麗だわー』
『よし! ここからは、徒歩に成るから気を付けて登るぞ』
『荷物忘れるなよ!』
『はい。』
『わかったわ。』
『了解‼︎』
山道を登りながら、木々や川を見たり、鳥やリスを見かけたりした。』
『景色を楽しんでるか⁉︎』
『うん。アレ?こんな所に家が……前に来た時には無かったよね……』
『そうよね……気付かなかったのかしら……』
『俺は……無かったと思うよ』
『そうだよな…前に来た時は家なんかなかったよ』
『それにしても……随分と古い家だな……』
『帰りに 確かめてみよう‼︎』
『そうね!』
『ちょっと怖いけど……』
『そうだな!帰りに寄ってみよう』
みんなは、頂上に向けて歩き出した。
途中で振り向きながら、小さく見える街並みを、時どき見たりしながら更に登った。
道幅が少し狭く成ってきた、もうすぐ頂上のようだ。
『やったー‼︎着いたぞー‼︎』
『着いた……(疲れた……)』
『登ったね……』
『よーし!休憩にしようか。』
四人は、頂上からの景色を、目に焼き付けるように眺めた。
ここで、水分補給や道のりの景色に付いて話した。
穏やかな風が、心地良かった。
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