フローラル学園
@zuxidyu
第1話転入生はセレナ
俺はカラト。高校二年生。まだまだやんちゃのところばかりで、遊んでばっかり。実はこれはやめられないんだな。今からフローラル学園に向かう。
「あの〜すいません。フローラル学園はどうやって行ったらいいんですか?」
女の子は目を丸くしていた。
「しょうがねぇなー。俺もフローラル学園に通ってるからつきあうよ。」
「あ、ありがとうございます。」
女の子と並んで歩くのは久しぶりだった。小学校以来だった。門が見えた。
「この辺でいいな。あ、でもお前なんだかちょっとかわいいな。付き合わないか?なーんちゃって。」
彼がそう言ったら、女の子は頬を真っ赤にして走り去った。
ホームルームが始まるので、俺も急いで行った。
キーンコーンカーンコーン。
「ただいまより、ホームルームを始めます。その前に転校生を紹介します。」
女の子は入ってきた。
「私はセレナと言います。よろしくね。あっ!あなたはさっきの!あっ。」
カラトもセレナも急に恥ずかしくなった。こんな日がいつも続くなんてついてないぜ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます