フローラル学園

@zuxidyu

第1話転入生はセレナ

俺はカラト。高校二年生。まだまだやんちゃのところばかりで、遊んでばっかり。実はこれはやめられないんだな。今からフローラル学園に向かう。

「あの〜すいません。フローラル学園はどうやって行ったらいいんですか?」

女の子は目を丸くしていた。

「しょうがねぇなー。俺もフローラル学園に通ってるからつきあうよ。」

「あ、ありがとうございます。」

女の子と並んで歩くのは久しぶりだった。小学校以来だった。門が見えた。

「この辺でいいな。あ、でもお前なんだかちょっとかわいいな。付き合わないか?なーんちゃって。」

彼がそう言ったら、女の子は頬を真っ赤にして走り去った。

ホームルームが始まるので、俺も急いで行った。


キーンコーンカーンコーン。

「ただいまより、ホームルームを始めます。その前に転校生を紹介します。」

女の子は入ってきた。

「私はセレナと言います。よろしくね。あっ!あなたはさっきの!あっ。」

カラトもセレナも急に恥ずかしくなった。こんな日がいつも続くなんてついてないぜ。

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