第9話 ミイラ取りが……
『ミイラ取りが……』
屋敷の庭には、屋敷よりも高い背高の木がある。
ひょっとしてと思い様子を見に行けば、その木の上らへんから声が聞こえて来た。
「ご主人様ー、助けてくださいー降りられませんー」
「にゃー」
「……」
というわけなので、ちょうど通りかかった使用人にタオルを注文し、そしてちょうど手入れの終わった銃を構えて撃った。
パンッ。
「撃っちゃいますか! きゃー!」
へし折れた枝と共に一人と一匹が落下。
下にある
ばしゃーん。ばしゃばしゃばしゃ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます