第15話あの出来事の夜
夜になった。
もう辺りは真っ暗だ。
彼女はもう途方にくれていた。
夜の鳥やうさぎたちが姿をあらわした。
なんとなくこっちを見つめるが関心なさそうだった。
そんな中でもほんのちょっぴりほっとした。だってこんなまっくらじゃ誰だって一人は嫌なんだから。
怖くない怖くない。でもね、本音をいうと怖いんだよ。
彼女はじっと考え込んでひとまずここで寝てしまった。
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