古びた本屋の物語

こじこじエンジェル

開店

今日も古く染みが付き、少しばかり汚れたのれんを店にかける。

その、のれんには「内藤書店」という文字が刻まれている。

梅雨なので少し雨が降っているが気には留めない。

それを終えると少しかび臭い書庫に入り、売れた本のあった棚に、新たにこの本棚へと仲間入りをする「本」を継ぎ足す。...とはいってもこの書店にある本は全て古本なのだが。

そんな事をしているうちに開店時間が迫る。

......と

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