第77話 『読まれない苦痛』考

 やあ、おいらです。


 おいらが以前書いていた『カクヨム廃人』に『読まれない苦痛』という章があります。それにポツポツ応援コメントが来るんです。もう、ずいぶん前に終わったエッセイなんだけどな。なんでだろう。

 コメントの内容は異口同音に「自分も読まれない」ということなんです。1000PVだ10000PVだと、近況ノートに書いている人がたくさんいて、勘違いしてしまいがちだけれど、多くの人は「読まれていない」んです。たくさん読まれている人は特別な人なんです。そのことを分かって欲しいです。


 おいらも含めて多くの人は「他人に読んで欲しい」と思って小説を書いているんです。「自分のため」に書いている人も中にはいるでしょうが少数でしょう。みんな他者からの評価を求めて作品を書いている。本能でしょう。でも、読まれない。これは苦痛です。心の痛みに耐えられずカクヨムを辞めた人もいるでしょう。評価されないなら、作品を書かないほうがいい。


 なぜ今頃、そういうことを言い出したのか? それはおいらの新作が「読まれない」からです。

 ホント、辛い。面白くないなら仕方ない。でも、そうじゃないんだ。読者と出会う機会があまりにも少なすぎる。運営さんも努力しているのだろうけど、まだ足りない。例えば、週間ランキングの欄、いっつも同じ作品が載っていて意味ない。もっと小さくできないのかな。そして空いたスペースに★0の作品をランダムに載せるのはどうでしょう? 考えればもっといい案が出るかもしれない。小説と読者の出会いこそ、今重要なことじゃないでしょうかね。


 もっともらしいことを書いたけれど、真に言いたいのはおいらの新作読んでねってこと。結局宣伝かよって怒らないでね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る