第16話 頑張れない

 やあ、久しぶりです。おいらです。

 今日は面白くない話だからスルーしていいですよ。さあさあ、プラウザバックしてください。じゃあね。さよなら。


 みんないなくなったかしら? あら、まだいる。帰った帰った。本当につまらない話をするんだからね。ほんと、バイバイ。


 ふー、みんな消えたかな。あれ、まだ残ってらっしゃるのね。仕方ないなあ。本当につまらないですよ。覚悟して聞いてくださいね。


 このところ、この駄文を更新していなかったのは、SFを読んでいたわけでも、『あなたの街の物語』の邪魔にならないようにしていたわけでもありません。一言で言えば“鬱”です。鬱状態になっちゃったんですよ。もう、やる気ゼロ。お布団から出られません。寒くなったり、暑くなったりしているせいかな、風邪を引いたせいかな。理由はわかりませんが、頭も体も働きません。動きません。なのに食欲はあります。また太ります。元義理の父に「関取だな」と言われました。そんなかっこいいもんじゃありません。取的です。取的の意味がわからない方は、筒井康隆先生の『走る取的』を読んでください。


 はあ、とにかくやる気が出ません。本当のこと言うと、一気にダイエットして痩せて、アルバイトの面接にでも行こうと思ってたんです。それがパー。ダイエットどころか、取的に……話がかぶりましたな。


 前から、ほのめかしているし、そう言うエッセイも書いているから(PV7100超えちまった。喜んでいいのか)分かると思いますが、おいらは躁鬱病です。見つかったのは躁病の時で、全てがラリパッパで楽しかったです。でも、人に迷惑かけるんですよ、躁病は。で、それが終わると鬱病。普通はこのサイクルを繰り返すんですけれど、おいらには二度と躁病はやって来ません。来るのは鬱ばかりです。詳しいことは書きませんが、発症前にかかっていた先生による、薬害で躁状態になったんじゃないかと疑っています。脱法ハーブでいっちゃってんのと同じ道理です。ちくしょう、ヤブ医者め。だって、今の先生の診断書見たら“抑鬱状態”だって。それ、単なる鬱病じゃん。


 ね、つまんないでしょ。これからもっと、つまらなくなりますよ。

 おいらの想像なんですけど、カクヨム作者の四分の一は心の病や障害を持っているんじゃないかな。なんか、いろんな人の文章を読んでると、あの人もこの人もって感じでカミングアウトしていたり、症状を訴えている。


 でも、それ悪いことじゃないと思います。自分の障害と向き合って、その上でカクヨムを楽しむ。それができればいいじゃないですか。よかったよかった。

 振り返っておいらですが、状態は深刻です。正直言うと、死にたいです。死にたくなくても死んじゃう人とかいて、無念な気持ちを持っている人々がいるのは承知の上です。死にたいです。その気持ちを、「明日はゴミの日だから」とか「真田丸見なきゃいけないから」「新垣結衣ちゃんのドラマ面白い」とかくだらないこと考えて気をそらしています。おいら死んだら絶対、地獄に行きます。永遠に苦しみ抜く地獄です。そこに蜘蛛の糸を垂らしてくれる人はいるのでしょうか?


 いるわけないよなあ。

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