「灰の終点」
煩先生
黒い雨の中
列車が走る
深層は静寂
煙に咳込む
肌が爛れた
街から離れ
空白な瞳に
言葉少なく
古い鉄の声
正気が霞む
幻想は隣人
病を讃える
恋が穢れた
空すら忘れ
泡沫の心に
汽笛渦巻く
「灰の終点」 煩先生 @wazurai
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます