消えたきびだんごの行方
ゆうひ
プロローグ
むかしむかしある山に、一匹の赤鬼が住んでいました。
赤鬼はふもとの村の人間たちと友達になりたいと思っていましたが、そのおそろしげな風貌で、いつも人間たちを怖がらせてばかりいました。
ある日、親友の青鬼がやってきて、赤鬼の悩みを聞くといいました。
「僕が村でひと暴れするから、君はあとから来て僕をこらしめればいい。そうすればきっと、人間も君が優しい鬼だと気づいてくれるはずだ」
赤鬼は言われた通り、村で暴れていた青鬼をこらしめ、そうして人間の友達を作ることができました。
次の日、赤鬼は青鬼にお礼を言おうと、青鬼の家を訊ねました。ところが・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます