幼く拙い弁論
人生を歩むなんてやめた。あの光を見てみて。眩しくて眩しくて、目が痛いの。あの影を追い掛けてみて。速くて速くて、捕まらないよ。I don't feel anything.絶望も希望も命あるものの為にあるの。I don't know anything.あれもこれも貴方も忘れてしまったわ。爪先に血が滲む。痛いなんて弱いものの戯れ言よ。じゃあ何故私の心はこんなにもズキズキするの?これはなんていうの?頬に涙が零れる。寂しさは独りぼっちの言い訳よ。じゃあ何故私の心はこんなにも人を求めているの?これはなんていうの?わからないワカラナイわからない。ただひたすらに繰り返す、痛みと寂しさ。最初から知っていたのよ。この感情の名前なんて。知らないなんてものが戯れ言で言い訳だったんだわ。But I don't want to notice.わかるでしょう?喜怒哀楽の喜楽だけ感じて生きていきたい。望むことはただひとつ。それだけなのよ。神様仏様お願いを聞き届けてはくれない?貴方様方の永遠の信仰の奴隷のお願い事。自由の真ん中が見てみたいの。宇宙の真ん中で叫びたいの。それが歓喜でそれが快楽。味わってみたい。まだやめられはしない、飛び立つこと。今はまだ自由の小鳥。囀り、歌い、風の妖精と踊るだけ。
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