第142話 はがねのつるぎ



 王太子エーリッヒの子、トリハロンが生まれてから数日後。未だ興奮冷めやらぬ王都フィルモアは数日間にわたって祭りが催されていた。出産時期がある程度分かっていた事もあり、あらかじめ酒を用意していた王政府が無料で平民達に振る舞い、それに負けじと貴族達も人気取りの一環として自腹で酒や料理を提供していた。

 平民達も振る舞われる料理や酒が人気取りだと知っていても、タダで楽しませてくれるのなら文句を言うはずが無く、ホランド騎兵の襲撃によって第三回竜レースが無期限の延期となった鬱憤を晴らす勢いで祭りを楽しんでいる。竜レースは年二回の開催で、年始と麦の刈り入れの終わる農閑期の6~7月に予定されていたが、今年は五月の末にホランドが襲撃を行った結果、ドナウが凖戦時体制に移行してしまい、残念ながら中止となっていた。

 楽しみにしていたレースをご破算にしたホランドを腹立たしく思っていたドナウの民は、その分トリハロン王孫の誕生を祝うように祭りを盛り上げ、自らも楽しんでいる。いくらに戦争に備えていても、王太子の初めての子供が産まれて何も祝わないのは有り得ない。

 ただし、本来祝われるはずのエーリッヒは人々の声を聞く事が出来なかった。彼は息子が生まれたのを見届けた翌日にはホランドとの交渉の為にドナウ南部の国境沿いに向かわねばならなかった。今回の襲撃は完全にホランドが悪く、襲撃者を悉く討ち取ったドナウの勝利と言えたが、それをホランドが認めなかったので交渉団の王都来訪が叶わなかった。今回のような状況で交渉団が相手の王都に赴くなど、暗に負けを認めるような物だと思われるので、どうあってもホランド側が了承せず、ドナウが折れる形で建前上は戦闘のあった場所を直接確認するという名目で、ドナウとホランドの国境での会談が予定された。

 エーリッヒも生まれたばかりの息子と過ごしたかったと、王都を離れるのを相当嫌がったが、交渉団の団長が不在ではホランドに舐められると、カリウスから直接説教を受けて、後ろ髪惹かれる思いで南部の国境へと旅立った。

 一方アラタはと言えば、仕事に追われつつも家族と共にこの祭りを楽しんでいた。お祭り騒ぎは三日間続いたが、時間の取れた一日だけ全員と出かけて家族サービスに費やし、良き父、良き夫に努めていた。



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 数日後、お祭りの熱気と狂乱が抜けきった街中をアラタに連れられセシルとクロエは竜車に揺られていた。この二人が一緒に行動するのは結構珍しい。本来はアラタとセシルがとある用事で外出するはずだったが、目的地に興味を持ったクロエが同行を願った為に三人で外出する事となった。

 元々クロエは外出するより家の中で本を読んだり、勉強するほうが好みの少女だが、今回は目的の場所に好奇心を抱いたらしく、自分から行きたいとアラタの頼んでいた。セシルもクロエの事は同じ屋敷の同居人として良好な関係を築いており、邪険にするような事も無く反対しなかった。



 しばらく竜車に揺られた三人が今日の目的地の手前に着くと、クロエは目を輝かせながら『凄い』と漏らしていた。彼等が今いるのは王都の職人通りの入り口、そして今回の目当ての場所は鍛冶工房だった。

 職人通りは雑多な場所だったので、竜車がいつまでもいると通行人の邪魔になるので別の場所で待機してもらって、三人は目的の鍛冶屋へと歩いて向かった。

 足を踏み入れた三人をまず歓迎したのは、むせ返るような熱気と金属と金属を叩き付ける小気味良い打音。そして職人たちの荒々しい怒声だった。その大音量にクロエは面食らった後に軽い脅えを抱き、アラタの背中に隠れてしまった。

 そんなクロエの微笑ましい態度に関係なく、三人が入って来たのに気づいた壮年の職人の一人が出迎える。


「おお、レオーネ様!こんなむさ苦しい場所によくいらして下さった。話は先に聞いています、剣を一振り作って欲しいそうですね」


「仕事中失礼します。使う本人を連れて来たので、彼に合う剣を一振りお願いします」


 出迎えた職人の一人に挨拶を交わして今回工房に訪れた用件を伝える。アラタは職人にセシルを紹介すると、彼はセシルの身体つきをじっくりと観察する。身長、腕の長さ、筋肉の付き具合、それ以外にも立ち振る舞いから利き腕や利き足を推測して、セシルに合う剣の出来をおよそイメージしていた。今回アラタ達が鍛冶工房にやって来たのは、セシルに剣を一振り贈るためだ。西方では騎士や貴族の男児が一人前になった時に剣を一振り父親や男の親族から贈る風習があり、アラタがセシルの父に代わって剣を贈る為に本人を連れて来ていた。

 この鍛冶工房は元々直轄軍や近衛騎士団と縁が深く、彼等の武具の何割かはここで造られており、一流の工房として高い評価を受けていた。他にもトレブシェットの部品の一部もここで製造している。ここならばお祝いの品に相応しい剣を作ってくれるだろう。


「あと、こっちの娘が鉄を加工する所を見学したいと言うから連れて来た。ほら、いつまでも後ろに隠れていないで挨拶するんだ」


 アラタが後ろに隠れていたクロエを急かすと、おっかなびっくりしながらクロエが工房の鍛冶師達に挨拶する。その少女に男達は少し不器用ながらも笑顔で話しかけていた。彼等からすれば娘や孫ぐらいの女の子が自分達の仕事に興味を持ってくれるのが嬉しいのだろう。職人は気難しい者も偏屈な者も相応に居るが、小さな女の子にまで大人げない態度をとるほど酷くはない。


「ではそちらのお嬢さんには鉄を赤くするところから見てもらいましょう。セシル様はもう少し詳しく身体の寸法を測りたいのでこちらに来てください」


 数打ちの量産品と違って貴族などが使う武具は一つ一つ細かい調整の入る完全なオーダーメイド品ゆえに職人側も妥協が無い。彼等も半端な作品を客に渡して酷い評価を受けたくないし、常に良い物を造りたいと思っているので、使う人間の情報を可能な限り知っておきたかった。

 工房の奥に連れて行かれたセシルをよそにクロエは鍛冶師に炉の造りや周辺に配置された道具の役割を熱心に聞いている。鉄を熱する炉は原始的な物で、石と粘土で四角く囲った炉に木炭を敷き詰めて熱した所に鉄を置いて暖めている。空気を送るふいごも足踏み式や手扱き式を使って炉に送る原始的な構造だ。その為、鉄の融点まで温度が上がらず、鉄の加工と言えば鍛造だ。一応石炭を用いればその温度まで上げられるが、今度は石炭の硫黄分で鉄の質が悪くなるので鋳鉄は実用的とは言い難かった。

 アラタはこの原始的な製鉄技術から、せめて水車を利用した送風システムや石炭を蒸し焼きにしたコークスを燃料とするなどの技術を使い、もっと品質と生産性を向上させた炉も導入したかったが、何分技術レベルの低さとホランドへの対応に追われて手を付けていない。どうにかひと段落着いたら、新しい工房を建てて国レベルで産業を向上させたいと考えている。従来のやり方と違うので反発もあるだろうが、今までの実績と王の権威を後ろ楯に押し進めるつもりだ。


「お嬢ちゃんはどうして鍛冶に興味を持ったんだい?うちにも同じ年頃の娘が居るけど、俺達の仕事に見向きもしないぜ」


 鍛冶師の中でも若手の職人があれこれ道具の用途や構造を質問するクロエに逆に質問する。男が鍛冶に興味を持つのはよくある事だったが、クロエのような小さな女の子が興味を示すのは初めてだった事もあり、鍛冶師達は気になっていた。それにクロエは最初より打ち解けた事もあり淀みなく答える。


「鍛冶と言うより、金や銀と鉄がどう違うのかが知りたかったんです。サピンにいた時に金や銀細工がどうやって出来るのか見せてもらった事があったけど、鉄は危ないから見せてもらえなくて。どうして鉄は金や銀より強いのかとか、どうして銅みたいに温めてもドロドロにならないとか、理由を鍛冶屋さんに聞きたかったの。他にも皆さんが教えてくれた、空気を吹き込むと熱くなる理由とかも知りたいな」


 クロエの回答に鍛冶師達は言葉に詰まる。少女の疑問に鍛冶師達の中で答えられる者は居ない。鍛冶師にとって金属を加工する知識や技術は長年の研鑽によって理解しているものの、金属そのものが持つ特性の根本は誰も知らないからだ。それどころかこの西方においてその回答を明確に出せた人間は未だに一人として居なかった。クロエにとって世の中は不思議な事だらけであり、なぜこのような世界が成り立っているのかを知りたかった。彼女の興味は職人の技術では無く、物質そのもの、あるいは現象の探求に比重が置かれていた。


(前々からこの子は思慮深く勉強が好きな所があるが、これは学者に向いてるのかも知れない。ただ、惜しいのは西方では女が学問を修める必要が無い事だろうな。出来れば好きな事をさせてやりたいが、あまりおかしな事をさせると嫁の貰い手が無くなるのは困る)


 女でも貴族は字の読み書きや数学は必須技能扱いだが、それはあくまで教養として必要とされるだけで、女が権威ある職に就くなど西方では認められない。貴族向けの家庭教師ならそれなりに需要はあっても、学者になるのは行き過ぎていると、男女関わらず大部分の者は認めないだろう。地球と違い男尊女卑上等の西方では自分より頭の良い女など男は御免被ると思うに違いない。


「あークロエ、彼等は職人であって学者じゃないから、金属特性の理由までは知らないぞ。ここはあくまで加工する場所だからな。それに鉄も金の違いも、この世界が誕生した時に最初から有していた特性だから、最初から『そういうもの』として受け入れるしかない」


「うーん、ならアラタ先生は何でそんな事まで知ってるの?私達が住んでいる世界がどうやって出来たのかも知ってるの?」


 クロエは非常に子供らしいがもっともな疑問を投げかけるが、それを一から説明しようと思うと圧倒的に時間が足りないし、こうした科学の知識は未発達であり、理解する為の前提となる知識が極めて不足しているクロエが理解出来るとは思えない。


「一応知っている。俺の国で何百年か前に実験で鉄や銅が生まれる過程は再現出来たからな。けど、それをクロエが理解するにはもっと知識が無いと話を聞いても分からないだろう。これから五年から十年頑張って勉強すれば理解出来るようになると思う。お前は頭が良いから、きっと出来るよ」


 ポンポンとアラタはクロエの頭を撫でると、彼女は嬉しそうに笑みを見せた。子供ながら頭が良いと褒められたのが嬉しくてたまらないのだ。そして自分の養父が自分の知らない様々な事を知っており、それを教えてくれると思うと今からワクワクする。

 その様子を見たアラタは、自分がクロエの知的好奇心と向上心に燃料を投下してしまい、最悪この娘は学問に傾倒し過ぎて行き遅れるんじゃないかと、自分で褒めておいてちょっと後悔した。



 暫くすると寸法を測り終えたセシルが戻って来たので、ついでとばかりに三人で鉄を鍛える作業を見学させてもらった。

 鍛冶師達が真っ赤になるまで炉で熱した鉄塊を数人がかりでハンマーで叩いて伸ばしていくと、クロエは飛び散る火花と鉄片の派手さに物珍しさもあり目を輝かせている。それを隣で別の職人が丁寧に説明していた。


「ああして鉄を叩くと鉄の中の要らないゴミが外に出てくるんです。それと同時に剣や槍の形にしてから水の中に入れると表面が堅くなって鉄より強い鋼になります。我々はそれを焼き入れと呼んでいます」


 アラタはドナウに来てから文明レベルの調査の為に何度か見学させてもらっており製鉄は今回が初見ではない。セシルも故郷の村の鍛冶場で何度か見た事があるが、農具や生活用品を優先して作っていたので武器の類はあまりお目に掛かれず、クロエ程ではないが剣が出来上っていくのを感心しながら眺めていた。


「ドナウの剣は斬撃、刺突、両方こなせますが、どちらかと言えば刺突に比重を置いた剣が好まれます。国内で採掘出来る鉄はそこまで質が良くないので、結構刃零れしやすいんです。ですから剣は斬るよりは突く用途に使われる方が多いですね。

 我々鍛冶師としては日頃からどうにかしたいと考えているんですが、素材そのものの質を腕で補うのも限界があります。あるいは従来とまったく異なる鍛え方を編み出せばと、毎日工夫を凝らしていますが、中々上手く行きません」


 職人は自分達が求めるような成果が出せない事を悔しそうに洩らしている。アラタから言わせれば鉄鉱石の精製段階から手を加えないと根本的に解決出来ない問題なので、ホランドをどうにかしたら本格的に手を付けようと思っていた。燃料以外にも高温に耐えられる耐火煉瓦も造らねばならず、ドナウに無い良質な粘土を確保する為にはホランドが併合した領土を奪い取る必要がある。特にリトニア、アルニア間一帯には広範囲に粘土層が広がっているのが観測機からの解析で分かっていたし、サピンの豊富な鉱物資源もいずれドナウ躍進の原動力の一つになるとして目を付けていた。


「それについてはこちらでも色々と考えていますから、今すぐとは言いませんが今後力になれるでしょう。特に鉄は武器にも農具にも大きく影響する戦略物資ですから、より質の高い鉄を扱えば国に大きな利益をもたらします。ドナウの未来は貴方方が担っていると言っても満更誇張ではないんです。それを心に留めておいてください」


 アラタの言葉に職人達の反応は様々だった。何人かは国の重鎮に評価されて顔がにやけているが、別の職人はこちらを持ち上げて何か面倒な仕事を押し付けるんじゃないかと冷や冷やしている。顧客に騎士や軍人が多いのでアラタの無茶振りと仕事を押し付ける手口を知って警戒しているのだろう。他にも貴族のアラタから過大な称賛を受けてビクビクしている者や、力になると言ってもどうせ口約束だろうと斜に構える者など多様な反応を見せていた。

 それを隣で見ていたセシルも、以前見学したガラス工房での職人とのやり取りを思い出し、また彼等を持ち上げて扱き使う気かと思っていたが、今回は少し様子が違う。鍛冶師達に賛辞を贈った後、アラタはセシルにやや強い口調で言い聞かせる。


「セシル、お前はいずれプラニアに戻って国を立て直す立場にあるから今の内に言っておくが、彼等の様な金属加工技術を持つ者を大事にしておくんだ。ガラス産業を立ち上げたいと思っているだろうが、実の所優先順位はガラスより鉄の方が高い」


「えっ?いやでも―――」


「まあ、そのまま聞いておけ。さっきも言ったが鉄製品は農具にも武器にも使われる。他にも材木を加工したり、石材を削るには金属が必須だ。人が文明を築いたのも大部分は金属製の道具があったからこそと言っても誇張じゃない。国を自立させたい、栄えさせたいなら、最低限自前で自国内の農具と武器を揃えられるように鉄工業を維持しておく事だ。でないと他国から弱い獲物として良いように利益を毟り取られるぞ」


 ガラス産業も悪くは無いのだが、平民の実生活に直接影響しているとは言い難い。あくまでガラスは金持ちや権力者の富の象徴として今まで珍重されてきたに過ぎない。交易品にはなるだろうが、畑を耕すにも戦いにも向いていない以上は後回しにせざるを得ない。それをアラタは指摘していた。

 有無を言わせない強い口調だったこともあって、セシルはアラタの言葉への反発を呑み込んだ。彼とは一年の付き合いになり、それまで殆ど嘘は口にしていないのを知っているので、今の話も感情面での抵抗はあっても民の生活と安全を守る義務のある為政者として正しい意見なのだと認めていた。ただ、ガラス産業への熱意はそのままだったが。



 横で男二人がごちゃごちゃと話しているのを尻目にクロエは焼き入れまでの製作工程を見れて満足していた。彼女にとって出来上がった剣そのものに興味は無いが、どのように鉄の性質が変化していくのかを考えるのが楽しいのだろう。

 見学は終わり、当初の目的のセシルの剣は完成に一か月待ってほしいとお願いされた。刀身そのものは一日あれば出来るが、研ぎや鞘などの拵えを作るのも含めると最低一ヵ月は掛かるらしい。

 鍛冶師に礼を述べて工房を後にした三人は鍛冶場の熱で汗まみれだったが不快には感じていない。竜車までの間に露店でよく冷えた柑橘類に似た酸味のあるディディという果物が売られていたので、三人分買って食べながら歩いていた。結構行儀の悪い行為だが、たまになら良いだろうと三人は笑っていた。


「二人とも楽しかったか?」


 果物を食べ終えたアラタが二人に尋ねると、二人とも嬉しそうに肯定した。特にクロエは、今度は銅を扱う工房を見たいとアラタにせがんでおり、知識欲と探求心を剥き出しにしていた。それをアラタは苦笑いして、また今度だと言葉を濁したが、自分の行為がクロエの未来を左右してしまったのではと、内心困っていた。


(困った、これではクロエが一生独身になって学者になりたいと言い出しかねない。そうなったらロベルタが何て言うか)


(ロベルタ嬢は関係なしに、既に大尉がクロエ嬢とラケル嬢の養父なのですから、貴方自身がどうにかするべきかと。と言うより大尉が選んだ相手と政略結婚させれば良いだけでは?この国では当人同士の恋愛ではなく、当主が結婚相手を決定するので独身は有り得ないでしょう。それとも娘に嫌われたくないから無理に結婚させたくないとでも?)


 管制人格からの辛辣な意見が飛んできて憮然とする。ドーラの言う通り、実際に三人の面倒を見ているのはアラタなのだから、アラタが養父として彼女達の嫁ぎ先を決めなければならないという意見は筋が通っている。特に一番上のロベルタが実質カールと恋仲になっている以上、他に庇護者の居ない後の二人の面倒をアラタが見なければ彼女達は孤独になる。

 それは分かっているし、アラタの常識と西方の常識がまるで噛み合わないのも理解しているが、アラタはこと身内への対応に掛けては相当甘い所があり、本人の自主性を可能な限り重んじたかった。それをドーラに指摘されて少し気分を害したものの、言ってる事は正論だった事もあり、いずれ向き合う覚悟を持たねばならないのは確実だ。

 すっかり子供の未来に苦悩する父親になってしまったアラタだった。


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