essay1
ふたりの… ①
気がつくと…ものすごく熱かった
いつ眠りに就いたのか
今が何時なのかもわからない
動けばきっと
安らぎの妨げになってしまう
ぴったりくっついていた背中を
少し仰け反らせてみる
明らかに違う温度の気と共に
そこにつたう汗
この汗はどちらのモノなのだろう?
背面の触れていないところがない程
包み込んでいてくれていたのね
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