第15話 人の世の閾値をすすり
国営放送……じゃなかった公共放送である○HKさんは
結構観る方です おもしろいよね
そんなわけで サイ○ンスZERO
ダーウィンの進化論だけでは説明の付かない
「永続性」についての話でした
アリの巣の中で 殆ど働かない個体がいることとか
働かない個体を取り除くと さらに働かない個体が出てくる
なんて話は よく知られてるんですが
ダーウィンの進化論からすると 効率の悪い遺伝子は淘汰されるはずで
矛盾が出てくることになる
これは個体によって
刺激(たとえば卵をキレイに保とう、とか)が弱くても 積極的に動くものと
刺激がかなり強くないと動かないものが出てくる
つまり
閾値が小さくてすぐ働いちゃうのと
閾値が大きくてヤバイ状態にならないと働かない
そういう違いがあるせいである と
んじゃあ 働かないことで何が利点があるのかと言えば
例えば巣が何らかの原因で壊滅状態に陥ったとしても
余力がある個体が居るおかげで なんとか継続して機能を維持できる
そのための「仕事したくないでござる!」だというんですね
ただし 全てクローンであるアリの巣でも
DNAが同じであるにも関わらず 働かない個体が出てくる
なんでやねん 遺伝子関係ないのんか
個体の性格は後天的なんか
まあそんな謎はあるものの
一見 進化論的には変な生物が居るんだけど
生命が誕生してからのその遺伝子が生き残ってくる歴史から鑑みれば
進化論の更に上位のルールとして
「永続性」という原理がそこに存在してるンやないか
というような話だった
で
お話ししてたセンセは
人間という種からすると自分は閾値が大きい生産性の低い個体では無いか
いざというときに自分が役に立つ時がくるかもしれん
というような話をしておったんだが
私は逆やないかと思うんですね
閾値が小さいから
調べたくなるんだろ!
動きたくなるんだろ!
と
「動く」=「閾値が小さい」
という話じゃないんだろうか
心の中でツッコミを入れまくってた
そんな私も
閾値が小さいからこうやって
ここに書き込んじゃうんではないかと
まあ
そんな話です
なんかSFネタに出来ないかなぁ
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