第7話 新機能導入時のリスク

2015年の5月か6月辺りだと思う

無料の小説投稿サイトという奴を使ってみようと登録したのは

「なろう」に登録したんですけども

トッパチから長編サクッといってみよう~とばかりに書き始めたら

設定がユルくて明らかにエタる

これはあかん……ということで封印して即刻闇に葬りました


元々エタるのばっかり書いていたのね

自分のHPとかブログとか使って


短いのならラストまでイッちゃえるんだけど

やっぱり長編は細かいところまである程度雰囲気を掴んでおかないと

「頭からの展開」と「ラストの纏め」だけだと

途中からキャラが走り出してしまう


抹殺したのを含めると

2015年から多分両手ぐらいの本数UPしてるんだけど

長編(10万字超え)1本、本編中編で番外含めて10万超え1本

あとは チマチマ2万ぐらいの短編とショートショート


おお

こうしてみると

……意外と書いてるな漏れ!


「なろう」は投稿済み小説は

「リンク切れ・システム負荷削減の為」

削除は「ご遠慮」して欲しいとご協力を「お願い」している


>以下に該当しない場合の削除はご遠慮いただきますようお願い致します

>・出版社主催のコンテストに小説を投稿する場合

>・自費出版あるいは各出版社などで有料で小説を販売する場合(同人誌含)

>・法律上問題のある場合(著作権侵害/名誉棄損など)

>※この内容は規約ではなく、ご協力のお願いとなります。

> 上記以外の理由で削除を行われた場合でも、規約違反とすることはございません。


ということなんだがー

未完のまま更新がずっと無いと容赦なく


>この連載小説は未完結のまま約半年以上の間、更新されていません。

>今後、次話投稿されない可能性があります。予めご了承下さい。


という表示が出るので

他人のを漁っているうちに

見通しが立たないなら早いうちに潔く決断した方がいいと

精神衛生上ね


いらんリソースを消費するのも ゴミを晒しておくのも どうかと思うし

気力が萎えた段階でブッタ切った方が正解に思えた


HPやブログの時には

「読者」が見えなかったから気にならなかったわけだけども

投稿サイトは本当に「読みたい」人が集まるから

放置は失礼にも思えた


評価をもらえない作品も

やっぱりゴミだ

只の自己満足だ


データにサヨナラした


元々 ネット上のデータ削除については躊躇無い方なんだが

それを差し引いても

読者の動きが よく見える分書き手にもシビアだと感じた

評価や星が結構グサグサくるよね


HPやブログを賞賛する気はないけれども

書き手側に妙なプレッシャーが生じないだけ

気が楽だったような

趣味としてダラダラ書く分には

検索サイトにURLやバナー登録して

そこには生ぬるい心地よさがあった


独りよがりだと言われるかも知れないが

趣味で収めるには それはそれで幸福だった気がするのだ


「ワナビ」なんて言葉が揶揄されるようになったのは

サクセスストーリーを妙に期待させる

そんな新機能たちの罠にかかった

哀れなアマチュア達の自虐なのではないか




まぁ、そんなことを言いつつ

恋愛小説コンテストでもダメ元で応募してみようかと

漏れも沼に浸かりにいってみるわけなのだが


良い加減の沼であることを祈るよ

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