2016/9/25 バス

 そろそろこの物書きごっこも書き方を統一していこうと思う。

 さて、今日も今日とて病院から外出した。

 昨日から今に至るまでの特に何もない出来事について、手はじめに書いていこう、書き方の練習をかね

 どうせ、ごっこに過ぎない、間違っている場所を見つけるならそこから脆く崩れて行く、儚さもなく、無様にごみを撒き散らすのみ。


 外出時間は決まっている、5時までには帰らなければならないのだ。

 病院まではバス30分という処か、溜息が出るほど短い時間である。

 バスまでの時間、昨日は雨に打たれていた、傘を射すほどでもない、もと傘など持っていない、落ちる化粧もない、何も気にならなかった。

 程なくバスが来る、乗り合わせている人は少なく、十数人といったところか、遠慮なく二人席を独占し、本を読む、問題ない、誰一人立っている人などいないから。

 しかし、帰りのバスは私をおかしくする、いや、バスの所為ではないが、どうにも落ち着かないのだ、四つ目のバス停を過ぎた所で本を読むのをやめた。

 私には分からない、何の所為せいでこんなに落ち着きないのか、病院に近づくほどに考える事も出来ないほどに、如何どうしようも無い衝動が、私から出そうになる、いや、出ている、吐き気がする、バス酔いで無い、抑えられない衝動の結果が。

 ああ嗚呼とそんな思いを抱え、無心で外を眺め、やり過ごそうとす。

 あと三つ、頭痛までし始める始末だ、苦しさを感じる。

 帰りたくない。そう思った気がした。

 バスが病院前で止まる、平静な振をしてバスを降り、病院に駆け込む、雨は酷く私を叩き、追い込む。

 私は逃げるように病院、診療科方面の戸を開け、トイレに逃げて行った。

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