第6話 こんなプレイは危険信号!
じゃあ、どんなことがセッション中にやっちゃうといけないの?
そんな方に、 基本的な内容かつ私の主観ですが、ご紹介したいと思います。
★人の話を聞かない、セッション中に他事をやっている
コミュニケーションゲームをしているのに、人の話を何一つ聞かないのは論外です。 GMの話や、他PLの話はきちんと聞きましょう。聞かないまま行動して、 致命的な失敗を招いては、目も当てられません。 ちなみに他事というのは、TRPGに関係ない話題でずっと別の人と話し込んだり、携帯ゲーム機で遊んだり、漫画を読んだりする行動です。
逆にセッションメモを読み返したり、ルールブックを確認したり、 きちんと「参加している」ならばその限りではありません。 (最も、のめり込み過ぎて「話を聞いていなかった」というのも問題がありますが…)
★PLとPCをごっちゃにしてしまう
これはロールする上でも難しい問題ですが、まれにキャラクターを「演じる」ことを忘れ、 プレイヤー自身の言動とキャラクターの言動をごっちゃにしてしまう人がいます。
例えば、プレイヤーAがaというキャラを演じているとしましょう。 キャラaは、とあるイベントに遭いました。演じているプレイヤーAはとても不愉快になりましたが、 キャラaの設定上、そのイベントはキャラaにとってはとても喜ばしいものです。 ですが、プレイヤーAはキャラaの設定やロールすることをを忘れて、 不機嫌になり、そういった言動をキャラaにさせてしまう…といった具合です。
この問題は慣れたプレイヤーでもときたま起こることがあります。 キャラをロールするのが人間である以上、 キャラのロールに影響が出てしまうのはある程度仕方が無いのですが、 基本的に「PLとPCは別個のものである」と意識しておきましょう。
コツとして、もしそのイベントに対してPLとPCの意識にギャップが生まれたら、 「自分はこう思うけど、このキャラはそうは思わないよな~」とか、 「自分としては嫌な予感がするけど、このキャラならこう行動してしまうよね」など、 プレイヤー発言を交えてロールしていくと良いでしょう。
★セッションを停滞させるほど長く議論してしまう
ルールの認識の食い違いや、シナリオ上の誤解などで、 GMまたは他PLに議論を持ちかけることは度々あります。 ですが、セッションを停滞させるほど長々としてしまうのは、少々問題です。 長くなりそうだなと感じたら、いったん打ち切り、セッション後に議論を持って行きましょう。 その間の裁量は、基本的にGMに委ねます。
★人を見ずにセクハラ・暴言等の迷惑行為を繰り出す
お互いがお互いを良く知っていて、多少の迷惑行為も笑って許せる仲間なら良いのですが、 そうではない相手にセクハラ行為や暴言などの迷惑行為をしてしまうのは問題です。 それがきちんと許せる人なのか、相手をよく見て判断しましょう。
こちらも、コミュニケーションの基本的なマナーに近い内容になってしまいました。 次は、TRPGセッションを終えた後について書きたいと思います。
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