異世界から全知チートを貰った勇者が秋葉原に転移してハーレムを築き上げる「私の街の物語」コンテスト!!メイドさんもでるよ編【閲覧注意】7部追加しました。

三千字未満

私の街の物語コンテスト参加作品


〇あらすじ


 計画通り。

 タイトルに惹かれてやってきたな?

 この小説を読む前にここに目を通してほしい。

 私は、【私の街の物語コンテスト】に感銘を受けた。

 読む小説一つ一つが約二千字という枠の中で、その街をおもしろく、美しく、そして劇的に表している様に感銘を受けた!

 一つ小説を読むたびに、まるでその地に旅をしたかのような感覚を味わえる。

 私も生まれ育った地を多くの人に知っていただきたい!

 普段ふざけた小説ばかり書いていた私は無理をして真面目に書いた。

 小説らしく熊谷市について真面目に書いた!

 コンテストと言う事で、タイトルも全くふざけることなく付けた!!

 二千文字の規約違反になるだろうと、紹介文も最低限のものにした!!!


 だがしかしッ!!!!

 私の自信作はまるで読まれないッ!!

 今現在PVは4だ!!


 ならば誰もが読みたくなる小説を書いてやろう……

 所詮私に正統派など無理な話だったのだ。

 異世界という単語を入れればPVは伸びる!


 チーレム物は問答無用で伸びる!!


 閲覧注意と付ければ誰でも開きたくなる!!!


 そして知名度には申し分なく、読者全てが気になってしょうがない街「秋葉原」!!


 これほど条件の整った設定は無いはずだ……

 今度は私の元職場であるこの地を舞台に、

 街コン作品を書こうと思う……


〇本編


第一部【勇者、死す】


 皆!!

 よくこの小説を読んでくれたな!

 二千文字しかないから飛ばして行くけどかんべんな!

 俺の名前はいずく!

 世界の端っこにある特に特徴の無い村から旅立った勇者さ!


 俺は村を旅立った後に女格闘家と僧侶と斧持った強そうな人を仲間にした!


 テンプレだな!!


 魔王を3人くらい倒して今から最後の魔王を倒しに行くところさ!

 宿屋で最後のイベントを終えた俺達は魔王が住んでる城に向けて歩き出したのさ!


 するとその時馬が暴れたらしくこっちに突っ込んできた!

 俺は味方を庇うように馬に蹴られて目を開けたら目の前に女神さまがいたのさ!


「勇者よお前を異世界にとばすからチートをやろう!」


「ありがとう神様! 俺頑張るぜ!」




第二部【勇者、トイレに転移する】


 目が覚めたら俺は個室の椅子に座っていた!

 初めて見る場所だが俺にはここがどこだかわかるぜ!

 なんでだろうな!?


 とりあえずやることは決まってるぜ!

 皆の大好きなステータスオープンさ!

 待たせたな!


 開くとステータスはほとんど999999だ!


 カンストだな!!


 特殊能力に書かれていたのは全知だ!

 全部知ってるってことだな!


 チートだな!!


 でも結局は作者の頭の中の知識だから頼りないな!

 こんな小説を書くくらいだからな!

 なんで自分がここがどこだか知ってたのか!

 やっとその答えがわかったぜ!


 ここで座ってても何も始まらねえ!

 俺は早速扉を開けて外に出た!


 人がたくさんいるぜ!


 秋葉原駅の地下ダンジョンだな!!


 階段を上って地上に出るぜ!

 上りすぎて総武線のホームに行かない様に注意しろよ!

 わけわかんねえとこに移動させられるぞ!

 俺たちの戦いはこれからだああああ!!




第三部【地上に降り立った英雄、勇者】


 やっと地下から地上に這い上がることが出来たぜ!

 秋葉原には大きく分けて三つの改札があるんだぜ!!

 俺の務めていた会社は昭和通り口側にあったんだぜ!

 でも今回は電気街口を紹介するぜ!


 需要と供給だな!!


 ちなみにあと一つは中央改札口だぜ!

 いやっほおおおおおおおおうううううう!!!!

 電気街口を出てまずは万世橋から案内するぜ!!


 中央改札から出た方が早いな!!


 万世橋はその名の通り肉の万世っていうステーキ屋の本店の目の前にある橋だぜ!

 でもパチンコ屋のビッグアップルの方が目立つからビッグアップル橋でもいいな!

 この橋の隣には交番があるんだぜ!!

 その名も万世橋警察だ!!


 ビッグアップル警察でもいいな!!


 俺は選ばれた勇者だから万世のまんせいくらぶの会員カードはちゃんと持ってるぜっ!

 お誕生日に万世に行くと記念写真をとってくれる凄いやつさ!!

 ちなみに選ばれた勇者の俺はビッグアップルの会員カードもちゃんと持ってるぜ!!

 全知スキルの俺が言うんだから間違いねえ!!

 朝一で並んでも勝てないからもうやめとけ!!


 ここまでで早くも千文字使っちまったぜ!

 ちくしょうっ!! 魔王めっ!!

 尺が危ないから電気街を案内してやるぜッ!!




第四部【勇者、萌え死にする】


 皆!

 待たせたな!!

 秋葉原と言ったら萌え文化だよな!!


 村に点在する村人みたいに!

 秋葉原に点在するチラシ配ってるお姉さん!!


 メイドだな!!


 ブームは過ぎ去ったがやっぱりメイドさんは男のロマンだよな!!

 見ているだけで秋葉原って感じだよな!!

 話してるとついつい店まで行って!!

 ファミレスだったら切れるレベルの値段のオムライスを食わしてくれるぞ!!


 財布に余裕が無いやつは注意だな!!


 キャバクラみたいに恋が芽生えるところじゃないぞ!!

 あくまでカフェでお前は客だってことを忘れないようにな!!

 ドンキのアイドルに貢いだ奴らも同じだぞ!!

 ヒィィイイイイッハァァァァアアアアア!!




第五部【勇者、ゲーセンに行く】


 秋葉原はゲーセンが多いことで有名だよな!!

 レジャーランド!

 ドンキの上のとこ!

 セガ!

 タイトー!

 クレーン研究所!!

 特定のイベントを満たすとナツゲーミュージアムに入れるぞ!!

 ゲーセンじゃねえがEスポーツスクエアも話題だな!!


 ボッチには大手のUFOキャッチャーコーナーはきついよな!!

 秋葉原をデートスポットにしてやがる勘違いカップルがいるからな!!

 あんたの気持ちはすげーわかるぞ!!

 でも危険地域に入らなければレアアイテムなんて手に入らないんだぜ!!


 俺たちの武器は勇気さ!!




第六部 【勇者、お腹を満たす】


 秋葉原は沢山の飲食店があるんだぜ!!

 めちゃくちゃ混んでるラーメン!

 ケバブバブバブケバブ!

 馬鹿みたいに量の多いカレー屋!

 くそうまいとんかつ屋!

 全部分かったお前は多分俺より秋葉原に詳しいぜ!!

 機械のパーツみたいにジャンクフードがたくさんある!

 かといって都会とはかけ離れた家庭的な味を出す店もある!

 会社帰りの富裕層が足を運ぶ高級店もある!

 俺も一度奮発して高級店に行ったらホンジャ〇カの石〇さんがテレビの取材に来ててすっげえ緊張したぜ!!


 秋葉原で何を食うか迷ったら目についたところに入りな!!

 大抵の飯屋はうまいし外れなんかないぜ!!


 まるでランキング入りしている異世界小説みたいだな!!




第七部【勇者、昔の秋葉原を語る】


 某マッドサイエンティストが出てきたゲームで有名だよな!

 そう!

 ラジオ会館だ!!

 別にラジオ屋さんじゃないぞ!!


 今のラジ館を見るとイメージと違うと思うだろう!!

 当たり前だ!

 取り壊して新しく作り直したからな!!

 細かい事を言うと場所も少し移動したぜ!


 昔はこの前で毎日閉店セールをやってるおっさんがいたり!

 車が買える値段の絵を売ってる姉ちゃんがいたな!


 誰が買うんだろうな!!


 ラジ館の中に入ると色んなパーツが売ってたな!

 俺はこの場所が大好きだったんだ!!

 RPGの市場みたいだったからな!! 




第八部【勇者、死す】


 俺は秋葉原で大量のフィギュアを購入したぜ!!

 金もカンストしてたから持ちきれないくらいさ!!

 秋葉原にマンションを借りた俺は!!

 フィギュア達に囲まれてハーレム作って幸せに一生を暮らしたぜ!!


 めでたしめでたしだな!!

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