第3話 山

 僕は最近セイコーマートでバイトしている。セイコーマートと言うのは、北海道にあるコンビニだ。朝9時から3時までしている。今日も嫌な客に会った。その客は30代の作業服を来たおじさんだった。おじさんはおにぎり一つ持って僕のレジに来た。「このおにぎりあたためはどうしますか?」「あ?当たり前だろ」「当たり前とは?」「温めるに決まってるだろ、タックアタマアリイナ」「す・・すいません」「あと袋いらねえから」「かしこまりました」こんな会話をして僕はおにぎりを電子レンジに入れて、30秒のボタン押した。30秒が過ぎておにぎりをレンジから出しておじさんに手渡しをした。おじさんに渡すとおじさんはビックリしたように「あちいよ。」と叫んだ。でも袋いらないって言わなかったけっと僕は思った。こんな客が毎日来るのだ。

 家に帰ると可愛い妹と弟が僕の帰りを待っている。「お兄ちゃん、今日は山行かないの?」「また一緒に山で死体ごっこしようよ。」と妹と弟から毎日言われる。なぜ山に行かないのと聞かれるのかと言うと、1年前に僕は少しヤンチャをして警察の厄介になった。その時僕は警察に捕まるのかと思い、山に逃げてもうここで終わってもいいっと思った。3日が過ぎて僕は発見され、奇跡的に生きていた。この事件があってから妹達からおちょくられるようになった。

 ご飯を食べて、お風呂に入り僕は自分の部屋へ戻って、パソコンの電源を入れた。パソコンを立ち上げて、ある放送へ向かった。僕が毎日通っている放送だ。「バイトリーダー参上」とコメントを打った。そしたら「お、、KTAPさん今日はバイト早いね」「今日は早く帰れたんだね」「よおN高」「性交マートさんお疲れ様」といっぱいコメントが来た。僕の目には涙があふれていた。僕は生きててよかった、あの山で死なないでよかったっと僕は思って、「ありがとな」とコメントをして僕は寝た。   


この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

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