あの作品の過去録
ニューナイト
第1話 設立までの振り返り 1
この場所を知ることになったのは体験談が書いてある書物を読んだからですね。 自分の経験も含まれていますが、体験談に書かれていたことはこれより辛い「いじめ」などあったのでいろいろと考えさせられました。
『フリースクール奮闘記』の利道のフリースクールを知るまでの記録です(ほんのわずかだけフリースクール設立してそういうことがあったという話しも書く予定)
そういう記録ですのでリアルに暗い感じになります。。
全3ページ予定
平成×年
利道、小学校入学。 一番最初は学校の圧力(気が小さいから級友が多くいるトイレに入れなかった)に負けて我慢できなかった。 先生に助けられる<1?2年生のころの先生はやさしくて好きだった>
この時はからかいはあったけど、特にいじめられたということはない。 ただ、自分の意見を言うのはすでに不得手。
平成×年
利道小学3?4年生。 音楽の年寄りじいさん先生に厳しくされる。 わからないのに叱るだけなので、教えてくれない嫌な先生だったと記憶している(数年後に年下の女子には優しかったという話を聞いて差別!?と感じた覚えあり)
平成×年
利道小学5?6年生。 ある日を境に急に言葉による暴力を言われるようになる。 「○○←名字入る 菌」という言葉が一番効いた。。 物を隠されたりすることもあったが、大切なものは持ち帰っていたし、今思い返せば防衛本能(?)で忘れ物が多い子どもだったのでそこまでではない。
やはり悪口は心にダメージを負わせたと思う。
家が近いので一緒に遊んでくれる友達がいただけマシ。
平成××年(中学生時期)
利道にとって、いじめてくるやつがそのまま大半同じ中学なのが苦痛。 頭が良いわけではないので、私立中学という選択肢は考えられなかった(家が貧乏なので両親に負担をかけたくないというのもある)
いじめ方が精神的苦痛から、肉体的苦痛に変わる。
「生意気」・「身長が伸びた」だとか、「何、声変わりしてんだ」というどうしようもないことで暴力を振るわれる。
平成××年?
暴力が度を越し始めてきた。 首絞めで意識が落ちる前に、意識を失ったフリをしてどうにか難を逃れようとしたのに、まだ首を絞めてくるいじめっ子。本当に気絶しそう(意識を失いそうで)恐怖を覚えた。
平成××年?
両親もいじめられているって事実はわかっているっぽいので、そこまでひどくないとごまかす。 両親に心配かけたくないのだ。
平成××年?
いじめについて書物を図書館で発見したので読んでみる。 これが体験談だ。自分よりひどいことをされていて神経をすり減らしながらも何とか学校に行っている人の体験を見ると、自分も頑張ろうと思えた。 どんないじめをしてくるか、可能性がありそうなことは記憶しておく。
平成××年?
その体験談を読んだお陰で「葬式ごっこ」とかいう、人をいないものとして扱う、ひどいいじめを僕の身にもふりかからせてきたのにも対処できた。 担任の先生は困惑している感じだった。
「葬式ごっこ」なんてものは、反応しなければいいのである。 暴力を受けるよりマシだと言い聞かせればどうにかなった。
平成××年?
いじめが原因で自殺した中学生というニュースが何件かこの年に流れた。 そのおかげで自分へのいじめの風当たりが弱まった。 自殺するまで追い詰められた同じ年の少年には悪いが、助けられたいじめられっ子も多かったのではないだろうか?
利道は兄妹にも支えられたし、自殺をするなんて勇気(なくていいけど)もなかったので生き長らえることが出来た
平成××年?
かといって、暴力は肉体が傷つくのでこれはこれで辛い。担任の先生に勇気を出して相談した。 相談中、辛さのあまり泣いてしまったが、親身になって聞いてくれたので助かった(チクったということで、いじめが激化したらという怖さはあったが)
平成××年?
担任の先生が目を光らせてくれていたので表立ってのいじめは減った。 しかしたまに隠れてやってくる奴はいたので陰湿さがあがったかもしれない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます