意味がわかると怖い話
こたろう
意味がわかると怖い話
白と赤のTシャツ
会社に向かうため最寄りの駅まで路地を歩いていると、目の前から白いTシャツの男性が歩いてくる。
手にはトートバッグを提げていだ。
この当たりに住んでいる人かな、見知らぬ人が歩いているのはそう珍しくないが、白いTシャツが目についた。
そして、僕はその男性とすれ違い、駅に向かった。
残業で夜遅くなり駅から家までの路地は外灯が少なく、暗かった。
暗い路地を歩いていると、目の前から男性が歩いてきた。
それは今朝すれ違った男性だ。
仕事帰りかな、ふと僕は男性のシャツを見ると赤色になっていた。
着替えたのかなと僕は思った。
そして、僕はその男性とすれ違い、家に向かった。すれ違いにざまに生臭い匂いがした。
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