第15話  競合

売り上げは上がり調子。


この調子でいけば、SShop店長は、賞与もでて。

好きな工芸品を買いに、石川県だって行ける。


店長は、少し浮かれていないか?ゲームをしながら思っていた。

店長は、気晴らし程度にゲームをする。営業の為ではない。

日頃のストレス解消程度にする。


BNShop店長はこの前言ってた。

『売り上げが上がると妬む人がでてくるんだよ。』

SShop店長『有難い話だけど、妬まれるような事はしていないよ。健全な商売をしていつもりだよ。』

そう、どこか不満そうな表情をして去って行くBNShop店長。


横を通る秘書。軽く挨拶をする。

秘書『勝手だけど、チェックメイトの商品でも置く?』と聞いてくる。


SShop店長『それはいいかも、でもなぁ。』 腹の中で悩みの種ができている。


ゲームオタク『俺は、ゲームオタクじゃないからな!ましてやオタコン、オタキングでもないからな。いつかは、名を上げて、武将のような名前 加賀百万石と呼ばれたいんだ。』


SShop店長が考えているのを察するゲームオタク。


ゲームオタク『なんだろうなぁ、最近、占いでもした?占いの商売て怪しいよね。スマホでもあるよね。ワイバーンが食っちゃえばいいんだよ。難解な話だね。それとね。占いてゲーム的にはゲームの定番て思えないんだ。タロットカード置く?仕入れ先知っているよ。

それよりも、、、』


秘書『ゲームと占いは別の話ですよ。一緒にしないでください。私は、占い信じているんです。きっと、いいことがあるて信じていれば、いつかは、いいことあるんです。』


お客さん『なんだろうねえ?揉めごとかい?私は、買い物できたんだよ。なかなか見応えのある店だね。』


SShop店長 接客しながら考える  ・・・  カード。とっておきのカード。使えるかも。

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