ここまでのレクイエム キャラクター編

『主人公一行』


ハーディ・ロック(27)

身長百八十センチ、黒のコートに金髪の長髪をたなびかせているのが特徴的

その風貌から現役時代は金髪の死神という字を持っていた

元刑殺官官長にしてレクイエム史上最長の刑期を判決された受刑者

刑殺官時代は受刑者達から、その冷徹な仕事ぶりを恐れられていた

レクイエム最高顧問のセルゲイ・オペラに強烈に嫌悪感を抱いている

無口で、たまに開くと口は悪いが、ララを助けるなど優しいところもある

武器は黒のデイトナを右手に、銀のハロルドを左手に構える二丁拳銃

通常の弾丸より大きい弾丸を扱うため、反動が強いが、その威力も同じく強力

ドン特製の弾丸は更に火薬を増やし威力を上げてあるが精度は低い

好物は辛い物。デイトナ。ハロルド

苦手なものは甘いもの。メロウ


キャリー・ポップ(21)

グラミーで雑誌の記者をしていたキャリーは、セルゲイの秘密を知ってしまう

そのままはめられて20年の判決を下されレクイエムに入る

10年前にとらわれた母親がレクイエムにいることを知り、探す決心をする

最終的にシシーには会えたが、なぜかキャリーは……

今時の元気な女の子だが、やると決めたらまっすぐ頑張る性格

積極的で、自主的に動く方だが、あまり体力に自信が無い

顔は童顔で、実際に揉んだリップ曰く胸はそこそこにあるらしい

身長は百六十ないくらい

好物は甘いもの。母親

苦手なものは脂っこいもの。暴力


キリシマ・エンカ(28)

身長は百八十前後であるが、がっちりとした体格はハーディより一回り大きく見える

ワフクと呼ばれる民族衣装に身を包んでる

レクイエム投獄前は、世界を渡り用心棒として腕を磨いていた

東の小さな島国出身で、ワフクと呼ばれる珍しい恰好をしたサムライ

無類の女好きだが、童顔は好まず30くらいからの顔だちが理想と公言

(メロウのおっぱいには反応する)

常にへらへらとしたふざけた言動が目立つが、曲がったことが嫌いで一本筋が通った生き方をしている

公言する通り世界最強を目指しており、強者と戦いたがる

武器は、師匠から譲り受けた天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)

キリシマ出身の島国でメイトウと呼ばれる貴重な代物

好物はニホンシュ。女。おっぱい。リップ

苦手なものは炭酸飲料。こんにゃく。ガストロ


ララ・ゴシック(10)

身長百四十

ハーディはおろかキャリーにすらひょいと持ち上げられるほど軽い

何者かによりレクイエムに入れられた少女

レクイエムに入れられる年齢に達していないため、腕途刑を持っていなかった

絶望に打ちひしがれ、自ら死を望んでいたが、ハーディに助けられ好意を抱くようになる

無口なハーディがかわいくみえるほどさらに無口

子供ながら結構頑固なところがある

好物は人の作った料理。ハーディ。苺のショートケーキ

苦手なものは虫。拳銃。スーツを着た大人


メロウ・セレナーデ(25)

身長百六十くらい

茶髪の巻き髪と派手なドレスが特徴的

その筋に詳しいキリシマにレクイエム一と称されたほどの豊乳

仕入屋という管理者で陰で解放軍の一員を務めている

刑殺官時代のハーディと面識を持っており、激しく求愛している

お嬢様口調で、エルビスいわくどこかの令嬢

レクイエム滞在時は大きな馬車で移動し、さらにそれで品物を卸している

シシーを外に連れ出したのもメロウ

お嬢様らしからぬ破天荒な性格だが、人の気持ちのわかるいい娘

好物はカレーライス。ハーディ。自分の人生

苦手なものはチョコレート。レイラ


『刑殺官』


レイラ・チルアウト(25)

身長百六十

細身で、軽装の防具を身につけている

北の街オラトリオを管轄している現刑殺官官庁

幼き頃は天才剣士として周りに疎まれていた

昔は官長だったハーディの部下である

独特のなまりで話し、可愛いのに笑い顔が不気味

ハーディ、キリシマという2人の手練れを相手にできる実力

現刑殺官では最強の女剣士

幼き頃には本心を隠し、たまにそれが表に出る性格

武器は極限まで無駄を削った細剣

突き出すことに特化した武器で、その速度はキリシマを捕らえるほど早かった

好物はピザ。エルビス。ハーディ

苦手なものは甘いもの。ハーディ。親切


カンテラ・グライム(22)

身長百七十前後

西の街カンツォーネを管轄している刑殺官

心優しい青年で教会で祈りを捧げるのが日課

上司であったハーディと解放軍のエルビスの事を慕っている(notBL)

刑殺官でありながら、解放軍の何人かと顔見知りだった

実力はあるのだが、気が弱く、ビズキットを相手に絶望していた

武器はリボルバー式の拳銃

一時期ハーディに憧れてオートマの拳銃を扱っていたが、ハーディに自分に合ったのを使えと指導されこれに落ち着いた

好物はサラダ。カンツォーネ。牛乳

苦手なものは肉全般。ビズキット


コレシャ・コラール(26)

身長百八十

燃えるような赤髪が特徴的な学級委員長タイプ

南の街アラベスクを管轄していた刑殺官

恐らく作中一番悲惨な最期を遂げた女の子

刑殺官の中で正義感が誰よりも強く、ビズキットに目を付けられることが分かっていながらも職務を全うしようとした

ハーディとは刑殺官になる以前からの知り合いであり、元部下にして唯一ハーディを怒れる存在だった

愛用している武器は軟鞭

好物は川魚。勉強。自分の成長

苦手なものはタコ。ビズキット。自分の無力さ


カルロ・ショーロ(18)

身長百九十 体重は百キロ超

東の街コンツェルトを管轄していた刑殺官

ビズキットの手下相手に一人で果敢に戦っていた

武器は大剣で、それを軽々扱う人間離れした力を誇っていた

その実力はハーディも認めるほどだったが、ビズキットには歯が立たなかった

4人の刑殺官の中で唯一ハーディが初対面だった男

脱獄の手引きをしたことで、解放軍と繋がりがあることが発覚

ハーディ達を逃がす際、謎の言葉を発する

密かに先輩刑殺官であるコレシャに恋心を抱いており、彼女の最後に激昂した

好物は牛肉。コレシャ。解放軍

苦手なものは川魚。悪人


『要注意人物』


ガストロ・クラシック(23)

身長百六十

政府が危険だと判断し、刑期を抹消した3人の要注意人物の一人

ハーディが来るまでレクイエムの最長刑期の保持者で730年の判決を下されていた

他の2人と違い、一人で行動するガストロがそれに指定されるのは、戦闘禁止区域で殺人を犯し、処罰を下そうとした刑殺官までも一人で殺害した為、戦闘能力が異常に高いと政府が判断した為

人の心が読めるという特殊能力により、幼いころから心が壊れていた

ビズキットファミリーが大量に殺意を抱えた様を読み取り、コンツェルトに大量の女が死ぬところを見物に行った際、ハーディと戦い殺された

好物は人間の20代女性(食)

苦手なものは人間以外の動物の肉。嘘。悪口


ビズキット・メタル(36)

身長百九十 百キロ超

政府が危険だと判断し、刑期を抹消した3人の要注意人物の一人

戦場に赴くも、毎度無傷でかえってみせた元伝説の軍人

体が硬質化し、それに伴い人間の潜在能力を最大まで引き出した特異体質

その能力の高さはハーディの特性の弾丸すら通さず、手詰まりにさせるほどだった

性格は傍若無人で、自分の思い通りに事が進まないとすぐに怒りをまき散らす

だが、そんな様子を荒くれ物の受刑者たちはカリスマだと崇拝していた

事実、ビズキットファミリーはレクイエム史上最大の組織となり、政府もそれを恐れていた

大雑把な性格に見えて、実は計算高く用心深い

エルビスを倒しレクイエムを支配する事で世界に己の力の強大さを示そうとしていた

キリシマと対峙しなければやがてはレクイエムを飛び出し世界の王になっていたかもしれない

好物は酒。自分。美しい女

苦手なもの酒以外の水分。美しくない女。ニホントウ


エルビス・ブルース(45)

身長百八十

政府が危険だと判断し、刑期を抹消した3人の要注意人物の一人

レクイエム創立から携わるレクイエムの大御所でセルゲイとの繋がりがある

元ハーディの上司で、初代刑殺官官長を10年に渡り勤め上げた

他の2人のように特殊な力はないが、それに匹敵するほどの人心掌握術と戦略を持っていた、現代を生きる軍師

刑殺官や管理者はおろか、人を信用しないハーディでさえ心を開いた人物

体が病に侵され、先は長くないと悟り、解放軍を立ち上げる

病に侵される前までは大きな器で人情深く、だれからも慕われる性格だった

好物はからし。家族。友達

苦手なものは生ごみ。解放軍。友達


『管理者』


リップ・ヒップホップ(29)

身長百七十

ポールの経営する情報屋、マーリーに専属する仲介屋で看板娘

金髪にバニーガールが特徴的なグラマラスガール

おっぱいがでかい、おしりもでかい、それでいてくびれてる

怒るとすぐに手が出る姉さん気質でさばさばした女性

密かにキリシマが行為を寄せているが、リップ本人は……

料理が下手で年の事を言われるのを嫌う

結婚願望があるが、マーリーでの仕事も気に入っている事に密かに葛藤している

マーリーの常連の大半はリップ目当て

たびたび口説かれている

好物はポールの手料理。バニーガール。エクササイズ

苦手なものは自分の手料理。キリシマ。エロ親父


マーク・シュランツ(17)

身長百七十

馬車に乗り、遺体を回収する葬儀屋

フードを頭に被り、普段は一人で黙々と業務をこなしている

たびたびキリシマに、「あそこで結構斬った」と申告され、仕事を増やされていた

若い男だが、自由に歩き回れる今の仕事を気に入っている

死体に対して抵抗が無いが、非情な人間というわけではなく好青年

彼の腕途刑は特別製で、生体反応のない受刑者の位置がわかるようになっている

葬儀屋にも種類があり、火葬する人間もいて、密かにその娘に恋心を寄せる

好物は焼肉。綺麗な遺体。仕事

苦手なものはジビエ。戦場。密室


『受刑者』


ポール・レゲエ(33)

身長百七十

北の街オラトリオにある情報屋マーリーを経営する受刑者

ドレッドヘアーの似合う黒人

外の世界で大規模な爆発事件を起こし収容された

それは今も健在で、キャリーを助けた際、爆弾をちらつかせたりもする

街一番を謳うマーリーだが、ハーディ達の持ってくる珍しい質問に答えられないことが多い

強者にへつらい弱者にきばをむくように見えるが、いざとなれば果敢に強者に立ち向かえる人間

助けたキャリーをなんだかんだ無償で泊めるなど人情深いところもある

だぜぇ? 俺っち などしゃべり方がうざい

好物はリップの手料理。爆弾。料理

苦手なものは海老。ハーディ。セルゲイ


ドン・ドドンパ(72)

度重なる銃刀法違反により逮捕された

職業は鍛冶職人でその腕はレクイエム一と言われているが、世界一だと自称する

外にいた時は多数の人間が弟子入りを希望したが、それらすべてを断った

頑固だが気に入った相手には尽くすタイプ

女性の守備範囲が、おそらくレクイエム一広い

ハーディの愛銃、キリシマの刀などあらゆる武器を整備する一方、農具や蹄鉄など、幅広い商材を扱っている

ドンの工房はコンツェルトにあり、そこで仕入屋から素材を買い武器の販売もしていた

コンツェルトに拠点を置くのは言わずもがなオンセンがあるためである

好物は粗茶。火花。オンセン

苦手なものは甘い飲み物。礼儀知らずな若者


ララル・ポルカ(32)

身長百六十

えっちなおねいさん

小さな村出身だったが、貧困にあえぎ金儲けで街で罪を犯し投獄された

仕入屋に外注した薬を性器に仕込み、抱いた男を殺して刑期を稼いでいた

その手法は話を聞いたキリシマを震え上がらせた

そこまでして外に出たかった理由は息子に会いたいがため

子供想いの優しい母だったが、その願いは叶わなかった

好物は山菜。子供。キリシマとキャリー

苦手なものはスナック菓子。お金


『政府』


セルゲイ・オペラ(53)

レクイエム最高顧問を務めあげる政治家

民衆の支持は高いが裏では悪い噂が絶えないらしい

ハーディと過去に何かあったのか忌み嫌われる男

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