鬱彼女#9
ある日、沙斗子が、顔を真っ青にして登校してきた。いつもそばに居る笹井先輩はいない。
「沙斗子?顔真っ青だぞ?体調悪いなら無理してこなくても」
心配する俺を沙斗子が制した。
「祥子姉が、倒れたの」
「は?」
「おい、それどういうことだよ!」
俺がぽかんとしてる間に、冬弥が割って入ってきた。
「三日月!笹井先輩が倒れたって本当なのか!?」
こくりと沙斗子が頷く。冬弥が教室を飛び出そうとするのを近くにいた悟が引き止めた。
「ばか冬弥。落ち着け」
「落ち着けるかよ!!」
「お前が今、笹井先輩のところに行ったってなにもできないだろうが。だいたい、先輩がどこにいるかもわからないだろ」
悟の淡々とした口調に、冬弥はもどかしげだが落ち着いたらしい。
「……悪い。俺、テンパってた。なあ、三日月。笹井先輩に何があったか教えてくれるか?」
「私も慶介から聞いただけだから、そんなに詳しいことは知らないの」
不安そうに尋ねる冬弥に、沙斗子はゆっくりと口を開いた。
「朝、慶介と祥子姉が普通に学校に行こうとしたら、家の玄関でいきなりふらっと倒れちゃったんだって。それで、祥子姉が意識をなくしちゃったらしくて……。それでおばさん、祥子姉のお母さんが付き添って救急車で病院に行ったみたい。あんまり大したこと教えられなくてごめん」
「いや、俺こそ焦っちゃってごめん。心配なのは三日月も一緒だよな」
冬弥は悔しそうに唇をかんでいた。
「慶介はどうしてる?」
悟が尋ねる。
「慶介は学校にきてると思うよ」
「そっか。冬弥、昼休みにでも話しにいこう」
「……そうする。三日月、悟、ありがと。」
無理やりな笑顔で冬弥はそういうと、自分の席に戻って突っ伏してしまった。
「沙斗子、つらいなら無理に授業受けねえで保健室行った方がいいんじゃないの?」
未だに真っ青な沙斗子に声をかける。
「でも……。ううん、そうする。悪いんだけど、先生に伝えといてくれるかな」
「おう」
沙斗子は鞄を自分の机に置いて、教室を出ていった。
「笹井先輩も沙斗子も慶介も、ついでに冬弥も大丈夫かね」
「さあな」
悟は相変わらずのポーカーフェイスで、突っ伏したままの冬弥を眺める。
「悟さあ、前から気になってたけど冬弥の扱いうまいよな」
「慣れてるから」
悟が止めなかったら、きっと冬弥は沙斗子に掴みかかるか、笹井先輩の家を探しに学校から飛び出してしまっていたかもしれない。それに、慶介のところに行くのは昼休みと言ったのも、慶介を気遣ったのと冬弥を落ち着かせるためなんだろう。
「悟、勉強できて顔良くて気遣いできて……スーパーマン?」
あの場で何もできなかった自分が悔しくて、ついアホなことを言ってしまう。
「俺は冬弥を落ち着かせることはできても三日月に気を使うことまではできないよ」
そう言って悟も自分の席に戻っていく。それが俺への褒め言葉だと気が付くころには昼休みになっていた。
「で、何があったわけ?」
昼休み、俺と冬弥、悟は屋上で慶介を囲んでいた。
「何って言われてもなあ」
慶介は渋い顔で俺らを見回す。
「朝、沙斗子に聞いた通りだと思うんだけど」
ため息交じりの慶介の説明は、確かに朝沙斗子から聞いたのと同じ内容だった。
「一応、おふくろから連絡があって姉貴は目は覚ましたみたい。原因はストレスじゃないかって医者が言ってるってさ」
「ストレス?」
困惑したように冬弥が繰り返す。慶介が俺に目配せをした。
「まあ、最近部活で記録が伸び悩んでたみたいだから、そういうことや……いろいろあるんだろ」
慶介はその場を濁すように言う。
「慶介!! お前他になんかないのかよ!? 弟だろ?」
「冬弥、落ち着け」
冬弥が慶介に掴みかかり悟が止めに入る。
「何でそんな他人事みたいな言い方するんだよ!!」
「うるせえな、うちにだっていろいろあるんだよ!!」
なおも掴みかかろうとする冬弥に、慶介が怒鳴り返す。
「おい、慶介も冬弥も落ち着けって……」
俺は何とか2人の間に割って入るが、怒鳴りあいは止まらない。
「うちのこと何も知らねえくせに、知ったような口叩いてんなよ!? お前何様だよ!!」
「知らねえよ!! 知らねえからこそ心配なんだろ!?」
「関係ねえ!! 興味本位で口出すな!!」
「っ……。そう……だよな……」
慶介の言葉に冬弥がうなだれた。
「俺……笹井先輩にとってはただの後輩だし、慶介にとってもただの友達だもんな……」
「冬弥、落ち着け」
再度悟が冬弥をなだめた。
「言っただろ。今冬弥が焦っても落ち込んでも、どうにもならないんだよ。ましてや慶介に八つ当たりするなんて、おかと違いもいいところだ。慶介の方がよほど大変なことくらい、お前にだってわかるだろ」
「そう、だよな……。ごめん、慶介……」
冬弥は、うなだれて慶介に頭を下げる。
「いや、悪い。俺も気が立ってた。言い過ぎたよ」
慶介も、うなだれてしまう。暗い雰囲気のまま、昼休みは終わった。
その日の放課後、沙斗子は笹井先輩のお見舞いに行くということで、早々に帰宅していった。冬弥は「頭冷やしてくる。」と言って、おとなしく部活へ向かい、悟はいつもどおり図書室へ向かったようだ。
「慶介は見舞い行かねえの?」
何でもない風を装って慶介に尋ねる。
「いや、俺はいいや。何か疲れた」
慶介は深いため息をついた。
「なあ、ちょっと愚痴っていい?」
「おう」
連れだって、再び屋上へ上がる。屋上に着くなり、慶介はへたり込んでしまった。
「は――――――」
「おい、慶介、大丈夫かよ」
慶介のとなりに腰を下ろすと、慶介は死んだような唸り声をあげる。
「俺はもうどうしたらいいかわからねえよ」
「そうだよなあ」
俺も慶介を元気づけるようなことを言ってやりたいのはやまやまだが、いかんせん言葉が出てこない。
「なんつーか……お疲れ様」
「あ――、それなんか嬉しい。」
「そうか?」
ようやく慶介が顔を上げる。
「俺さあ、自分で思ってたよりも姉貴と沙斗子のことでいっぱいいっぱいになってたのかも」
「そうなん?」
「うん」
慶介はぐっとのびをして続けた。
「ここんとこ毎日さあ、姉貴が沙斗子に無茶しないように見張っててさあ。相変わらず姉貴は沙斗子に執着しまくってるからどうにかなだめて…。沙斗子に異変が無いかとか姉貴のこと気にしすぎたりしてないかとかずっと気にかけてたよ。親も同じように姉貴と沙斗子のことで手一杯だったから親が倒れちまわないように家事もしてたし。それが結局こんなことになっちまってさ。俺が気にして気を使って気をかけてたことが、なんか、全部バカみてえだ」
「バカみたいなんてことねえだろ」
自棄になっているらしい慶介に口をはさむ。
「実際バカみたいなんだって。姉貴は倒れちまうし、冬弥にも『他人みたいな』とか言われてさ。そんなふうに思ってるわけねえじゃねえか。あんなでも姉貴なんだぜ。大事な家族だ。それなのにさ……」
「慶介。お前、前に俺に言っただろ。『一緒になって落ち込むな』って。俺は今、お前にそう言いたいよ。お前がやったことは無駄なことでもバカなことでもない」
俺は慶介を見つめて強く言う。
「慶介がそこまで頑張ってくれたから沙斗子はああして昨日まで元気でいられたんだ。確かに笹井先輩は倒れちまったかもしれないけど、それは結果でしかない。お前の頑張りや努力は無駄なんかじゃない。なにより俺は慶介に感謝してるんだぜ? これでもさ。お前が取り持ってくれたから、俺は沙斗子と今でも一緒に笑っていられるんだ。慶介がいなかったら、とっくに沙斗子は笹井先輩に引きずられてダメになっちまってたと思う」
慶介は右手で目元を覆った。
「っ、は――。なんだかなあ。勅……お前いいやつだな」
「いい奴なんかじゃねえよ。お前につらいこと押し付けて、沙斗子と楽しく過ごしてただけだ。俺も冬弥も…いいとこどりしてただけなんだよ。悪かったな。お前が大変なの気が付かなくて」
夕日が慶介と俺を照らしていた。
校庭では運動部の連中が汗水たらして走ったりなんだりしている。あの、隅で走っている陸上部連中の中に冬弥もいるのだろう。ここからでは遠すぎてわからない。時折吹く風が暖かくて気持ち良かった。
「ま、あれだ。泣きたかったら今のうちに泣いておけ。家で泣くわけいかねえんだろ?」
慶介は右手で目元を覆ったままうつむいている。
「男の涙なんか興味ねえけどさ」
「一言余計だ、バカ野郎」
くぐもった声で慶介が答えた。
「ばっか。興味あったら、そっちの方が気持ち悪いだろうが」
「まあな」
ようやく慶介は顔を上げる。そして立ち上がり、校庭に面したフェンスにもたれかかった。
「姉貴もな、いい加減に従姉妹離れしてもらわねえと」
「そうだな」
「あと、あれだ。明日、冬弥に謝らねえと」
「そうした方がいいと思うなら、そうしとけ」
「親がさ、今日中に、姉貴の主治医に話に行くってさ」
「それがいいな」
ふと、冬弥と悟の会話を思い出す。
“ただ、言いたいだけ”
「ま、なんだ。お前の愚痴だけだったらいくらでも聞いてやっから」
「なんだよ、いきなり」
慶介がいぶかしげに眼を細める。
「だってお前、他に愚痴はけるとことかないだろ。そうやって今度は慶介が倒れたりしたら目も当てられねえよ」
「なに、この人。男前!!」
「あほか」
「さんきゅな」
慶介がこちらを見てにかっと笑った。
「おはよう、勅」
翌朝、少し疲れた様子で沙斗子が登校してきた。
「おはよ。どうした?沙斗子、今日も調子悪そうじゃねえか」
ふらつく沙斗子にぎょっとしてしまう。
「いやー、今あんまり調子良くなくてさ。そこに昨日のアレで、ちょっとしんどいわー」
あはは。沙斗子はごまかすように笑った。
「笹井先輩、様子どうだった?」
「うーん、藤崎君来てからまとめて話していいかな?」
「つーか、そこまでつらいんだったら話さなくていいから。慶介にでも聞くから沙斗子は座って休むなり保健室行くなりしとけよ」
俺は沙斗子の疲れた笑顔に不安でいっぱいになる。
「そう?じゃあお言葉に甘えてそうさせてもらうわ。あ、保健室行くほどじゃないからそんなに心配しないでね」
「まあ、大事にしろよな」
「ありがとう」
そのまま沙斗子はふらふらしながら席につき、途端に突っ伏して寝てしまった。俺は携帯で慶介にメールを打つ。
“沙斗子やばいんだけどなんかあった?”
返事はすぐに来た。
“昨晩姉貴が手放さなかった”
それでか。思わずため息がこぼれる。
“慶介は大丈夫なわけ?”
“俺は逆に、家に親も姉貴もいなかったからゆっくりできた”
“そら良かった”
「勅!!」
いきなり声をかけられて顔を上げると、息の荒い冬弥が目の前に立っていた。
「冬弥、おはよう。どした?」
「いや、三日月が突っ伏してるから笹井先輩になんかあったかと思って」
そういうことか。でも残念ながら俺には答えが無い。
「俺は何にも知らねえよ。ちょっと慶介に話聞けるか確認してっから、少し待ってろ」
俺は再び慶介にメールを打つ。
“冬弥がそわそわしてるんだけど、なんか言えることある?”
しばらくすると、返事の代わりに慶介が直接教室にやってきた。
「冬弥、勅、おはよう」
「おはよう。あのさ、慶介」
冬弥が言葉を続けようとするのを慶介が制した。
「冬弥、昨日はゴメン。言い過ぎた」
「いや、ごめん。俺の方こそ何も知らないのに、無神経なこと言って悪かった」
しばらく、2人の間に沈黙が流れる。
「何見つめあってるんだ?」
「「違う!!」」
ちょうどよく悟が教室に入ってきて、困惑したように声をかけた。慶介と冬弥がそろって反論し、また顔を見合わせて笑いだす。
「あはは、ごめん」
「いいよ、俺こそごめん」
「? 勅、なんだこいつら」
「さあ?」
困った顔をする悟がおかしくて、思わず俺も笑いだす。結局担任がやってくるまで、そのままだった。
昼休みになった瞬間、俺は冬弥と悟と屋上へ駆け上がる。しばらくすると慶介もやってきた。
「慶介、お疲れ!!」
そう言って手を上げると慶介はひらひらと左手を振る。
「おう。午前中ほっとんど寝てたから、なんも疲れてないけどな」
「お前、昨日家でゆっくりできたって言ってなかったか?」
「いやあ、逆に気が抜けちゃってさ」
へらりと笑う慶介に、冬弥が何か言いたげにそわそわするが、昨日のこともあってか、黙ったまま堪えている。
「冬弥、言いたいことがあったら言えよ」
「……じゃあ。笹井先輩、目、覚ました?」
「ああ」
「飯、食べた?」
「ああ」
「そか。ならいいんだ」
「それだけでいいのか?」
慶介が冬弥を促す。
「うん。十分だ。ありがとう慶介。なんか気い使わせちまって悪かったな」
あれこれ聞きたがるかと思った冬弥は、たったそれだけで満足したように、やわらかく微笑んだ。きっと、普段笹井先輩のことを話す冬弥はこんな顔をしているんだろうな。そう思わせる柔らかくて優しい笑顔。冬弥の笹井先輩を好きな気持ちが滲み出していて、少しまぶしかった。
「そうか」
慶介も、あまりあれこれ聞かれなかったことにほっとしたのか、顔を緩ませて弁当を開けた。
「しばらくは入院してゆっくり療養するみたいよ」
少し焦げたウィンナーを箸でつつきながら、慶介はぽつりぽつりと話し始めた。
「冬弥は知ってるだろうけどさ。部活での無茶な体の動かし方してたろ。それが一気に負担として体に襲ってきたっていうのもあるって、医者が言ってたらしい」
冬弥は口をもぐもぐさせながらうなずいている。
「うまくいかない気持ちと、うまく動かないのに無理に体を動かしたのが反発しちゃったって言えばいいのかな。とにかく気持ちと体が一致しなくて、完全にバランス崩しちゃってぶっ倒れてらしい。……なんか俺、“らしい”ばっかだな。親が医者から聞いたのを話してるから、どうにも曖昧になっちまうんだよな」
「その弁当どうしたの」
悟が話題を変えるように口をはさんだ。
「作った。金ねえし。食材は冷蔵庫に入ってたし。で、このありさま」
つぶれたトマトを見せて、慶介が笑った。
「お前下手だな。俺の自作から揚げを分けてやろう」
そう言って、慶介の弁当箱にから揚げを分けてやる。慶介は「まじでか。勅様!」なんてふざけてから揚げを頬張った。
その後、何かを察したらしい悟が、冬弥を引きずって先に教室へと戻っていく。俺は道路へ面したフェンスにもたれかかって慶介に声をかけた。
「笹井先輩、そんなに悪いわけ?」
よくわかっているわけじゃないが、一回気を失っただけでしばらく入院というのはかなり重症なのではないか。
「うーん。まあ、そんな感じ。さっきも言ったけど、とにかく心と体が完全にバランスを失っちゃってる状態だから、そのバランスを取り戻すまでは普通に生活するのは難しいんじゃないかってさ」
「そうなんだ」
通りゆく車や人を見下ろしながら慶介は続けた。
「自宅療養って手もあったけど、精神的にかなりまいってるからあんまり放置はしない方がいいだろうってさ。何て言うかさ…、その、勅には嫌な話になるかもなんだけど…。」
「?」
「その、お前に沙斗子を取られちまうっていうか、沙斗子が自分の手元からいなくなっちまうっていうことについてかなり怯えているらしいんだ。本人が直接的にそう言ったわけじゃねえよ?言葉の端々にそう思ってるってことがにじみ出てるんだよね」
確かに、依然沙斗子と話している時にもそういう雰囲気はあった。自分だけの沙斗子。大事な大事な宝物。
「でもそれって沙斗子にとってはかなり負担を感じる状況なわけじゃん?」
「そうだな」
「だから、入院して、無理やりにでも沙斗子と引きはがす。それで少しでも落ち着かせる。沙斗子がいなくても姉貴は姉貴なんだっていうのをカウンセリングしながらわからせるっていうのが入院の本当の目的」
「そういうことか」
たとえ沙斗子がいなくったって笹井先輩は笹井先輩でいろんな人から必要とされてて大事な人なんだってことを本人にわからせるってことか。
「でもそれってすげえ難しそうに聞こえるんだけど」
「そうなんだよなー」
慶介がため息をついた。
「なんかさ――、よくわかんないんだよね。正直さ」
「わからない?」
「うん。医者と親の言葉が難しくてさ。“自己認知”とか“なんとか療法”とか、いろいろ専門用語みたいのがたくさん出てきてさあ。俺にわかったのは、俺の出る幕はないってことだけだよ」
少し、慶介の気持ちがわかった気がした。今まで、笹井先輩にも沙斗子にも気を使って使って頑張ってきたのに、いざとなったら何にもできないなんて、面白くないよな。
「おもしろくない、か?」
「不謹慎だけどそんな感じ」
「慶介にできること、か」
弟にできることってなんだろうな。少しでも話をするとか……。
「そうだ、笹井先輩と冬弥って会わせられねえ?」
「何をいきなり」
「いや、笹井先輩大好きな冬弥と会話したら、先輩も少しは自分のこと見直してくれないかなって思って」
空を見上げて慶介は黙っている。
「あ――、ごめん。なんか思い付きで適当なこと言っちまったかな」
「いや、それはありかも」
「まじで」
「うん。冬弥の姉貴好きが役に立つかもな。ちょっと、今日帰ったら親に話してみるわ」
へらりとした顔で慶介が言った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます