余裕
モデル君が 去って、一人になった部屋で
『ふぅ~ 疲れたぁ』
って、言っては無いけど 言いたい位、疲れが ドッと出た。
昨夜の アノ絡みは、体力を 相当 消耗した。
動きを封じられた 筋肉痛みたいなのが、少し出始めていて
モデル君に マッサージしてあげてたけど、本当は 自分がされたい
位だったよ;;
それもあるし、モデル君と話すのは 神経を使う。。。
一つ1つ 噛み砕いて、話しをしないと わかってもらえない。
モデル君と やり取りをする以前は、結構 ニュアンスと言うのが
好きだったので、それが わかる人と、繋がっていたいと思って
きていたから、そのニュアンスが 伝わらないタイプだからだ。
そして 基本的に、私との 男女関係を、拒む姿勢なので
私も 出来るだけ そっちは匂わさず、役に立つ事が 優先の
つもりである事を、わかってもらいたいから。何か 虚勢を張って
しまって、隙を見せては って すごく気遣う。
その点からも G だと、とっても楽だったなぁ~っと 改めて思った。
何って言わなくても 自然に伝わってる感じがしたし。どのパターンでも
「有りなんじゃない?」って ドッシリ構えていた様に思う。
これは ただ単に、年齢の違いなだけなんだろうか?
歳の事は 往々にして外せないとして、やはり 性格的な事なのかもなぁ。
それにしても 偶然な感じで、モデル君と G と会う順が、逆になった。
そのお蔭で モデル君と話すのが、楽に 話せてた。
今までだったら モデル君に、嫌われたくない気持ちが あったから
遠慮していたというか。メールだと 中々、伝えきらないところもあったので
会ってなら、なるべく 思っている事を伝えたいと思っていたから。かなり
気構えて 会わないと!っと思っていたんです。
それが G と、先に過ごせてた事で 不安めいたモノが、殆ど減っていて
旅立つ モデル君へ、言っておきたい事の 殆どを言う事が出来たんです。
G の余裕ある姿勢を見て『こうありたい』と思えたし。
モデル君に合わせて、無理している自分と言うのにも 気付けたから。
そして G が、もたらしてくれた 満足感から、根拠は無いけど
私を受け入れてくれそうだと感じた。だから 言いたい事が言えたんだな と
感謝の気持ちが 湧いてきました。
かなり眠かったけれども お礼を言っておきたいなっと思って
詳細な内容は もちろん書けなかったけど、『お陰様で』と言う内容の
メールをしました。
G は 「訳わかんないけど、何か 役に立ったなら、それは良かった」と
短い文章で、返事をくれて。それを見て 安心して、眠りに就けた。
翌日
その日から 学校は、春休みに入りました。私は 大阪から出る時に
G へも、モデル君へも メールをしました。モデル君からは 返事が
来たのは、やはり遅かったけど。G の返事は すぐ届いて、それを見て
また何か 会いたくなって。少し 遠回りだったけど、G の居る所へ
行こうと 思い立ち。連絡を入れた上で そっち方面の電車に乗りました。
最寄駅に着くと 改札を出た所で、G が待っていてくれました。
車に乗せてもらって、ランチを食べに連れて行ってくれ。ちょこっと
ドライブへ。
やっぱり 一連の流れで、どこも 引っかかるところが無くて
スマートと言うか、何も 気取ったとこは無いけど、いや無いからかな
心地よいな~っと思って。
車を停めれる所で、しばらく 特に、話をするでない時間を
過ごして。私も そうだったんだけど、G が 「何か 筋肉痛なんや」
というから、本格的には 出来ないけど、手先なら…っと マッサージを
してあげたりして、何だか 離れがたかったなぁ
と、そこから 2週間程、春休み期間で 私も動き辛いのもあって
毎日 電話で話すというのが 始まりました。
話す内容は 様々だったんだけど、どれも 興味が持てる事ばかりです。
習っている事に関してでも 私は、知りたい事だらけだと言うのもあります。
それ以外の話でも 感性が似てるのかな?っと感じれる事が、多々
ありました。
春休みが終わって 学校が始まってからは、昼休みの時間 一緒に
近くのお店で ランチを食べたり。午前中で 授業が終わる時もあったから
その時は 駅まで一緒に歩いて帰ったり。
私が既婚の身でなければ 通常良くある、付き合ってる者同士の 光景
でしょうけど。私にとっては どれも新鮮。日の日中に こんな堂々と…
私の学生時代は ちゃんと誰かと付き合うとかいうのをして来なかったから
学生なら やってそうな、そういう事した事なかったんです。
G としてみれば 別に、特別な事をしている意識は無かったでしょうね。
今まで 既婚の人と、付き合うとかいうのも無かったと聞いていますし。
でも 私は一人、きゅんきゅんッしていました。
いちいち 行動が、スマートだから もしかしてぇ?と思って
帰りの道すがら 『モテてきた人なの?』と 尋ねてみた。
「まぁね」と サラリと答えた。
!!!
この質問に そう答える人に、初めて出会いました!
大抵 「そうでも無い」 とか、多少モテた人でも 「モテるって 基準が」とか
言って 誤魔化したりする人も居られましたが、こんなストレートに?!
これは 相当!モテたと言う ニュアンス。
更に 色々、そこについて質問をしていくと… 学生の時とか スゴかった
らしい事を、シレっと話してくる。わぁ~ そういう人だったんだ。
ホント 私、人の顔を見ない性質なんだけど。ってか 男性恐怖症を
引きずってる所為もあると思うんですが、どうも 男の方の顔を 良く
見ないとこがあるもので;; わかんないんですよね カッコイイとかって。
いや…モデル君は ドンピシャ格好良いのは、わかったけど。
G に関しては 本当に、あんまり顔見て無くて。後々 わかっていくんだけど
かっこよい方です。すみません 面食いで。
それよりも その時の私は、そういう答え方されて『はぁ~』と 感心したし。
何か 色々と、納得したりして。経験から来る 余裕なのかぁと、腑に落ちた。
そんな感じで 過ごしていって、G は 私を 受け入れていって
くれる様になりました。
それで G と ほぼ毎日、電話で話ししていました。
毎夜 話していれば、話す内容も無くなります。G は 自分から
話すタイプでは無いし、始めから「電話は 苦手」と言っていたし
多くを語る人ではないから、沈黙の時間も 増えていきました。
それでも 自分から 切ったりしないんです。 ただ 私が切るのを
惜しんでいるだけだけど、ずっと黙ってても 付き合ってくれました。
話しているうちに 感情が高まってきて、双方が 会いたいね と
言う時もあって、翌日 学校がある日で、数時間しか会えないのに
真夜中 2時間、車を 飛ばして 会いにきてくれたり。
私へ 気持ちが傾いている事を、しっかりしたカタチで 伝えて
くれて、うれしくなりました。
ある日 大阪へ、映画を 観に行こうという話になりました。
大阪へ出るのに 少しでも一緒に居たいなっと思って、G が住んでいる
地域を通るルートの 電車を使って、電車の中で 合流して、向かおうと
計画しました。
その為に 途中駅で、乗換をしなければならず。慣れてないので
緊張しながら 乗換ホームへ向かっていると… 何となく 目に
留まった 何か赤い塊。見過ごして 行こうとしたけど、!!!?
それは G だったんです。
わざわざ 乗換駅まで、来ていてくれて 慣れてないのも心配してか
待ち伏せしていてくれたんです。そんな事 思っても無かったから
『びっくりしたぁ~』
「w」
『めっちゃ 目立つじゃんw』
赤の上下のジャージだったんです。赤が 着こなせるってだけでも
凄いけど、まぁ 似合うから良しとしますが。きっと 目に留まる様に
その装いだったんだと思います。
またまた にくい事をしてくれます。
毎晩の様に 1時2時は ざらに、話しをするようになっていて。
何とか時間を 作って会って と していた、確か…3度目位のsexでの事。
私が 上の状態で、挿入されていて。すごく 気持ち良かったんです。
なのに!
気付いたら 私、寝てたんです。いや… 失神してたとかじゃないです。
時間にしたら 2分程?1分とか、そんなモンだと思いますけど
寝てたんですよ!私!
本当に びっくりしました。
そりゃっ 夜な夜な、長々 話をしてるんだから、寝不足だったと
思いますよ。けど 殊更、そういう行為については 別腹というか
何を差し置いても 励みたい性質なはずの、この私が 真っ最中に
寝る? ありえない… ありえない・・・ アリエナイ
寝れるっていう事は リラックスしてる状態じゃないと、そうならなく
無いですか?もしかして マンネリ化している、カップル同士でなら
あるのかもしれないです。もしかしたらね。
けど、まだ 3回目程度ですよ?付き合い始めて 1ヶ月ちょい?
お互いの事が 分かり合えてるとは、あまり言い難い頃ではないですか?
むしろ 緊張を持って、臨む時期かと?いくら 日々話ししていたって
その事と コレとは、使う神経が違うと思うんですよ。
だけど 寝ちゃってた?!
ってか 気持ち良さを、味わえてる いい感じの時に、寝る??
G も 私が寝てた事に、気付いていて
『ッうっわ 寝てた!』って 咄嗟に言った、私を 責めるでなく
「寝てたなぁ」っと、ごくフツーに 返してきたんですよ。
それも 信じられない対応。
最中に 寝るだなんて、失礼極まりないでしょっ?それなのに
当たり前みたいな返事で「寝てたなぁ」って 冷静に、、、
その時だって ちゃんとナカに入ってたんですよ? こんなのアリですか?
この後 なす事を、終わりまで なさった訳ですけどねw
。。。。。
しっかし! オカシイ・・・ ありえなさすぎ!
G 以外の方とも そういう行為をしてたと言う、私の立ち場だった
から、よりわかった事なんですけど…
それまでの 私は、挿入に関して そこまで、こだわりは無かった方です。
じゃれ合っていたい気持ちが 強かったし、テクニックを 楽しみたいと
思っている方で、挿入は 私が気持ち良いと言うより、男性の方が 気持ち
良い事なんじゃないかとさえ思って程、あんまり 行為の中での 割合は
そんなに無い方でした。
けど…
G との場合は 入っただけで、気持ち良い。はっきり わかった。
初回の時の 核の真の気持ちいいトコをついてこないのは、その時も同じで
わざと じらして、触らないんじゃないかと思ってたけど。どうも 多分
G が攻めている所で 正解と思ってらしい…と言うのが、わかった気がする。
それでも 全身から出している、そのモードでの圧倒具合が すごくて
テクニック どうこうと言うより、雰囲気で やられてしまってる感じと。
私の動きを 封じられる事で、より興奮度が高まってという感じなので。
前戯の気持ち良さだと 私の経験ある方の中では、並みより ちょっと上かな?
って感じ。
でしたけど
入ってからの 気持ち良さは、格段に 違う。ジャストフィット!
丁度良いんです。そして 動くと、きっちり 気持ち良いスポットに
当ててくるし、それは そこを目掛けてという感じでなく、そこに
当たってしまうという方が 表現的に合ってる感じな位なんです。
なので 動かない時なんかは、何か 私の身体の足りなかった
パーツが 補われたという感じで、あるべきモノが 戻った様な感じで
落ち着くんです。それが 安心感になって、眠気を呼ぶというか
そういう感じなんだなと、何度か 重ねていくうちに、わかりました。
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