第2話 友愛
「知人に対しては献身的な愛をささげ、見知らぬ他人に対しても必要な愛を惜しまないこと。」
辞書を調べると、こんな意味が解説されています。
しかし、私は敢えて言いたい。
友への深い愛だって、友愛と言っていいはずだ!
だって、恋愛って言葉と比較できる。
恋に近いけれど、間違えちゃいそうだけれど、そうではない愛。
そうだ! 友の愛。友愛だ!
シェイクスピアが新しい意味を言葉に与えたように、私はここに宣言する。
遠距離恋愛があるように、遠距離友愛があってもいいはずだ。
異議のある方、いらっしゃいますか?
いやいや、訊いてみただけです。手を挙げなくていいです。
だって、この気持ちは『友』だけじゃ足りない。
──え? 『親友』?
それは双方からの平等な気持ちがなくては名乗るのも烏滸がましい。
一方的な友としての愛。
だから、『友愛』。
──え? 相手も受け入れてくださってる?
そうです。言葉ごと、受け入れてくださったんです!
これは胸を張っていいことです!
塩ラーメンが運んだ、始まったばかりだけれど、とても深いものを感じる ご縁。
このエッセイは、徹頭徹尾、私の『自慢』です。
どうか、お読みになる方は、有頂天になった私のおバカさ加減を笑って許してくださいまし。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます