第191話「ソーダー村」

妻と、小学時代の話をしていたら思い出した。「ソーダー村」の歌だ。こんな感じの歌だ……


「ソーダー村の村長さんが、ソーダー飲んで、死んだ~そうだ!」


と、妻に歌って聞かせたら……


「あれっ、続きがなかったのかな?……ソーダー村のソーダーさんが、ソーダー飲んで、死んだ~そうだ!……葬式まんじゅうデッカイそうだ!だよ」


と、言った所で、メグちゃんやカミが小学時代に、なんか歌っていたなあと思い出してきた。


「そうだね!なんか続きあったなあ……・あっ!葬式まんじゅう旨そうだあ!じゃなかったっけ?……っていうか、ソーダーさんじゃなくて村長さんだよ!」


と、あれやこれや話しているうちに、なんとなく歌の前後を思い出してきた。いろんなバージョンがあるらしく、取りあえずつないで歌うとこんな感じだった。


「そうだあ(ソーダー)、そうだ、そうだあ(ソーダー)、そうだ。ソーダー村の村長(ソーダー)さんが、ソーダー飲んで、死んだあそうだ!葬式まんじゅう、旨そうだ!(デッカイそうだ!、又は、出たそうだ!)」


いったい誰が、こんな面白い歌を考えたんだろう!?くちずさんで歌っているうちに、小学時代に学校の近くにあった三角公園が浮かんてきた。

三角公園にあるカマボコ型の雲梯(うんてい)の上で、夕焼けを見ながら、みんなでひたすら歌った事が。


おしまい

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る