第76話「雨の日の模型飛行機」

雨の日の「竹トンボ」「紙飛行機」に続いて、まだまだあった!「模型飛行機」を飛ばした事を思い出した。

僕の小学時代の話しだ。


◇◇◇


小学校3年の時だ。

雨に日に飛ばした模型飛行機は、2種類あった。一つは、ゴム動力飛行機。もう一つは、スチロール飛行機だ。

ゴム動力飛行機は、本来、翼に紙を張ってあるタイプが多いが、僕はビニールが張ってあるのを買ってもらったので……


『これは雨の中で飛ばせるぞ!!』


と、思って早速、雨の中、公園に行ったのだった。さてさて飛ばすと……これが思ったよりも良く飛んだ!!


ゴム動力のお陰で、雨の抵抗に負けずに飛んでいたのだ。まあ、機体の重さも手伝っているとは思われる。雨の中の飛行様子は、なかなかのフライトだった。


続いて、スチロール飛行機だ。

これは、雨の中、駄菓子屋でお菓子を食ってた時に思いついた。組み立て式スチロール飛行機には、ゴムのカタパルト発進なる道具が付いていたのだ。


このゴムのカタパルト発進は、かなりの速さで飛行機を発射する。だから雨を切り裂き飛ぶであろうと予測された!

(ちなみに、なんかの本にあったが、ゴムのカタパルトは実際の飛行に当てはめると、M20の速度らしい!……いわゆるスケール時速だけど)


さてさて、駄菓子屋の近くの三角公園に行って飛ばしてみた。飛ばして見ると……やっぱり良く飛んだ!!

ゴムカタパルトから飛び出すF4ファントム。さすがは自衛隊主力戦闘機だ!雨をつんざき、ギュンギュンと飛んでいった。


スチロール飛行機に関しては、ゴム飛行機に並ぶ飛行能力であった。とはいえ、大きさが小さいスチロール飛行機では、雨の影響がモロに出てしまい、ある所まで飛ぶと……


カクンッ


と、失速してしったのだった。

さてさて、雨の中で何かを飛ばす思い出は……




たぶんこのぐらいかな!?


おしまい

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る