小学時代を思い出そう!(*>∀<*)ノ
草風水樹(くさかぜみずき)
あの時の風景は輝いてましたか?
第1話「入学式」
4月8日が小学校の入学式だった。僕の小学時代の話だ。
◇◇◇
小学校の入学式。僕の家は朝から忙しかった。婆ちゃんは、僕を早くから起こし着替えさせた。入学式には、ちょっとした一張羅とランドセルを担ぎ、小学校に向った。婆ちゃんと親父が一緒だった。爺ちゃんは家で留守番だったか?よく覚えていない。
まずは、校門の所で記念写真を撮った。その後、校庭にてクラスの発表があった。
「ミズキは、1年1組だ」
と、親父が教えてくれた。
僕はその後、体育館に行った。もうその時は、クラス単位に集まっていたと思う。
「おーい!ミズキ」
同じ保育園のカミが一緒だった、知った顔を見たので、少しホッとした。
体育館では、校長先生の話を聞いた。その後は、自分のクラスへ向った。1年1組は、一階の中央昇降口の右すぐ脇だ。
クラスに入り、席についた。左に窓があり、正面と後ろに黒板があった。僕の席は、左から3列目の前から、3番目だった。窓側から男列、女列になっていた。前の席にいた奴が、急に後ろを振り向いた。
「友達、友達!」
と、手を差し出してきた。
僕は、前の席の奴と手を握り握手した。奴はその後、前の席やまわりの奴らに、握手を求めていたのだった。彼の名前は、イケと言った。その後、中学まで一緒の友達で、二十歳頃まで一緒によく遊んでいた。
僕の担任の先生は、女の先生だった。僕はその後、先生から教科書やプリントなど山程もらった。その後は、校庭にてクラス記念写真。体育館で学校説明を聞いた婆ちゃんが校庭で待っていた。
「お父さんは?」
と、聞くと親父は、先に帰っているとの事。クラス記念写真を撮った後は帰宅となった。
「ミズキ、重いだろ?持ってやろうか?」
と、婆ちゃんが言った。
「大丈夫だよ!!」
教科書で重くなったランドセルだが、嬉しくてとても軽かったのを覚えている。
おしまい
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