バッターモン、いいキャラ出してますね~。
油断させといて~の珍技が、小説だと予測不可能で、なかなか読めない。
やっぱりバトルの見どころは、この作者さんの強みだと思います。
普通の歌舞伎だと死に化粧とか死に際とか生死をかけたなんちゃらとかに悲劇と刹那をかけた演劇っぽいシチュエーションが多いですが、
このカブキモノはそういう正統派とは違い、弱くも何らかの形で異端の精神を発揮させているところに、面白みがあるのだと思います。
マイナーチェンジ・go! みたいな。
やっぱり普通の小説にはない、作者ならではの人間味を感じますね。
(久しぶりに長文でした)
作者からの返信
ここまでコメントありがとうございました!
バトルシーン、少しはイイ感じですかね? だったらもっと自信を持って前面に出してもいいかもですね(´∇`)
混沌とした感じやLIVE FOR HUMANの時にもある変なユーモアは自分の中の個性や作風に影響を与える『何か』だと思って大切にしたいですね。暁が教えてくれたもの。以降はそんなエキセントリックなものばかり作ってますが、欲を言えば暁〜のようなピュアな心持ちの話も思いっきりカオスな話も両方書けるよう自分を育てていたいですね(笑)
「校閲・感想コン」用の辛口レビュとなります。
まず本作の凄いところは設定の組み合わせでしょう。
普通歌舞伎とバトルロワイヤル形式を組み合わせようなど思いません。その発想力が謎すぎる(褒め言葉)。
問題点は、奇抜な組み合わせをするには、かなりの技量が要求されることです。
現在は力任せであり、別に歌舞伎がなくても物語は成立するよね? という状態になっている。
また、読み進めても「これが傾奇者だ!」とバシっと決まるシーンがない。だから読者としても奇抜な設定が判らないままになってしまう。
奇抜であればあるほど、読者にわかりやすく説明してあげる必要があります。
説明とは文章説明ではなく、シーンで見せたりキャッチな言葉であったり、技であったりです。
歌舞伎でなければいけない何かを表現しきれなければ、いわゆる死に設定というものになってしまいます。
次に文章ですが、少々状況説明に寄りすぎている。
ところどころ良い部分はあるのですが、「○○が××した」という流れの文章が多い。
そこにどんな感情があるか。相手がどんな表情をしているか。その比重を増やしてあげてください。
似た形式の小説だと「戦闘城塞マスラヲ」が角川スニーカー文庫から(←これ大事)発売されております。少々古いですが、三人称でバトルロワイヤル的ストーリーですので、文章や設定の見せ方、またギャグなどを是非参考にしてみてください。
作者からの返信
貴重なコメント、誠に感謝いたします!
感想レビューをお寄せ頂く機会が少ないので、具体的な批評は大変助かります。
「戦闘城塞マスラオ」も熟読し、今後の執筆に役立てます。ありがとうございます!
拝読しました!
バッターモン! 懐かしすぎるその名前とその姿、個人的にV3が大好きでした! そして口上と決めポーズまではかっこよかったんですが……戦いが……なんという小物ぶり。だがそれがいい! 姑息な手をつかってヒロシをどうにかハメようとするバッターモンとキリ子のコンビネーションは圧巻でした。
でもバッターモン、キリ子への愛情だけはちゃんとバッタモンでなさそうですよね、そこは一途な好男子。ちょうど今日、お昼のテレホン人生相談で彼女(48才)に300万の借金かぶせて逃げた男の話を聞いたのですが、やはり傾きの町カオスシティにそんな粋でない男はいない! 次回決着篇? も楽しみにしています!
作者からの返信
今回もお読み下さりありがとうございます!!
原作ゲームを作ってた当時素材屋さんを巡ってるうち、個性豊かなキャラグラフィックの素材を提供してるところを見付けバッタ顔のイカしたヒーローが目に留まったので『これは……活躍させるしかない……!』と思って登場しました!
言いにくいのですが、僕は仮面ラ〇ダーはほとんど詳しくないので特別強い思い入れはありません! しかし正義の味方と云えば彼が思い浮かぶぐらいにはイメージが強くあったのでした。
元の素材サイト様の絵のイメージが良かったのもありますが、バッターモンは良いキャラになったと思います。自分が守りたいものを守る=正義 という好青年です!
彼女のキリ子がいい女なので薄々『自分は利用されてるだけかも』と思っているのですが、彼にとってはそんなことは些末なことだ、と割り切れる、ある意味ただのヒーローよりも強く尊い心を持っています!!
彼の想いはキリ子に届いているのでしょうか。次話でわかると思います。