第57話 魔王「みんなで緑化計画!」

神官妹「私たちは10日以内に、魔王様が魔界観光業をやるための施設全般を作るために借りた工事費の1割を返済しなければいけません」

一同「はーい」

神官妹「まだ開業もしていないのに大変厳しい状況ですが…」

神官妹(…姫どもめ、どう考えても工事が終わらない時期から返済を開始させる契約書を結ばせるなんて…殺しに来てるわね)

神官妹(まあそれを結んだ魔王が全く自覚してないのが問題何だけど…)

魔王「?」ニコ。

神官妹(あ~歯痒い!)

神官妹(でも仕方ないわ…人間の醜い本性を見せたらその刺激で世界を滅ぼす邪神が復活するんですものね…)

神官妹(ふ…なってしまった状況を今更あーだこーだ言っても仕方ないわ…)

神官妹(こうなったら10日以内に必ず利息を返して姫どもを見返してやるわ…)

神官妹(と言うかもうそれしか道が無い訳だけど…)

女勇者「厳しい状況だからどうするんだよ?」

神官妹「は…!」

神官妹「コホン…///」

神官妹「ですからなるべく早く開業して、お金を稼がなければいけません…」

魔王「皆さん、頑張りましょう!」

一同「しーん…」

魔王「あれ?」

神官妹「…それで皆さんにやっていただきたい事は」

神官妹「この荒れ果ての街で観光業を始めるに際して、最低限の設備に整えて貰いたい事です」

神官妹「三日以内で」

一同「三日以内!?」

一同「おいおい…」

一同「そりゃ…無茶って奴だろ…」

神官妹「はい…皆さんが動揺するのも最もですよね」

神官妹「だから…皆さんには飾り付けだけお願いしたいのです」

一同「飾り付け…?」

神官妹「はい、幸い観光、宿泊、お土産コーナーもろもろの設備等の建物は出来ています」

神官妹「後は荒れ果ての地の、この見窄らしい景観だけ何とかすれば、何とか開業出来るレベルくらいにはなると思います」

神官妹「なので皆さんには三日以内に出来るだけ見映えを良くして貰いたいのです」

神官妹「と言うことなので、皆さんよろしくお願いします」ペコリ。

戦魔将軍「まていっ!」

神官妹「何か?」

戦魔将軍「聞けばこの借金…純粋無垢な魔王様をだまくらかして結んだ契約と聞いているでござるぞ!」

神官妹(ばっ…この筋肉ダルマ余計な事を…!)

神官妹(魔王が騙されたと気付いたら邪神になっちゃうかも知れないじゃないっっっ!)

神官妹「いえ…至って普通の契約内容でしたよ…」

戦魔将軍「嘘をつくなっ! 馬鹿の儂にだって分かるぞ!」

戦魔将軍「商売を始める前に金を取り立てるなど…それは…その所業は…!」

神官妹(く…余計な事を言うな…馬鹿!)

魔王「いい加減にしてください! 戦魔将軍さん!」

戦魔将軍・神官妹「え?」

魔王「姫様や商人さんは、お金が無くて困っていた私たちに、お金を…チャンスを与えてくれたんですよ?」

魔王「その方々の善意を疑うような事をしてはいけませんっ!」

戦魔将軍「で、ですが魔王様…これはどう考えても…」

魔王「戦魔将軍さん!」

神官妹(うーん…魔王って創造神が言ってた通り、優しい…と言うか底無しにお人好しのようね…)

神官妹(魔族だから、お魔族良し? まあどっちでも良いわ…)

神官妹(でもこんな性格だから…信じてた人に裏切られたら相当ショックを受けると思うわ…)

神官妹(流石にその精神的刺激はヤバそうだから…油断は出来ないけど)

戦魔将軍「ですが…く…おい参謀! お前だってこの契約はおかしいと思うよなっ!?」

参謀「…」

魔王「そうなのですか?」

神官妹(…参謀…あいつは流石に分かっているハズ…まずい;)

参謀「…」

参謀「ふ…」

参謀「いえ…大丈夫じゃ無いですか?」

神官妹「え?」

魔王「ほらー!」

戦魔将軍「ぬぁにぃーーーっっっ!」

魔王「参謀さん僕は間違っていませんよね?」

参謀「はい、全ては魔王様の御心のままに」

戦魔将軍「参謀~! そんな事を言うなんて…まさか人間に寝返ったので無いだろうなっ!」

神官妹(本当ね…一体何を考えてるのこの男は…)

参謀「おや、そんな事は毛ほどもありませんし…前にも言いましたが、私たち配下の魔族は、魔王様の望みのために動くのが本懐では無いのですか?」

戦魔将軍「…!」

戦魔将軍(魔王様がシロをクロと言ったらシロでもクロと思えと言うことか…)

戦魔将軍(そう言う考えは嫌いでは無いが…)

戦魔将軍「ぬぅ~~~…」

神官妹「…」

神官妹「…はあ」

神官妹「戦魔将軍さん…確かに説明不足なところもありました」

戦魔将軍「何…?」

戦魔将軍「ではやはりおかしな契約だったのか…!」

神官妹「いえ…そう言う話ではありませんが…」

戦魔将軍「だったら何だ!」

神官妹「はい、開業までこじつけてくれれば、利息分以上に稼げるようになる当てはあります」

戦魔将軍「何っ!」

女勇者(何だそりゃ…聞いてないぞ)

魔王「流石神官妹さん!」

参謀「…ちっ」

神官妹「…?」

参謀「…!」

参謀「…」ニコ。

神官妹(何、今参謀が…)

戦魔将軍「その話は本当なのか!?」

神官妹「絶対…とは断言出来ませんが…上手く行けば、必ず」

戦魔将軍「どんな方法なんだ」

神官妹「それは…」チラ。

参謀「…」ジッ。

神官妹(参謀…何か怪しいわね…)

神官妹(本当に姫派に寝返ったのかしら…)

神官妹(よく分からないけど…ここは濁しておくか)

神官妹「上手く行くか分かりませんので…今この場ではまだ言えません」

戦魔将軍「何だ、それは…それだけで信じろと言うのか…」

神官妹「確かに厳しいですよね」

戦魔将軍「ならば契約など破って徹底抗戦だ!」

魔王「戦魔将軍さん!」

戦魔将軍「魔王様…く! これだけはいくら魔王様のお頼みと言っても聞けませんぞ!」

神官妹「確かに戦うのも1つの手ですが…」

戦魔将軍「そうだ我ら魔族は戦って誇りを守る種族なのだ! 儂は戦うぞ!」

神官妹「しかし戦うのでしたら、それは10日後でも出来ます」

戦魔将軍「ぬ?」

神官妹「だからその10日間、私にチャンス頂けませんか?」

戦魔将軍「チャンスだと…?」

神官妹「ええ、その10日間で私はお金を返す算段を作ります。だから協力してください」

戦魔将軍「むう…お前の心意気は分かった…だがその言葉を信ずる根拠はどこにある」

神官妹「根拠はありません」

戦魔将軍「何…」

神官妹「根拠はありませんが、汚い事をやって勝ったと勘違いしてる奴らの鼻を明かすのは最高に楽しいですよね?」ニヤリ

戦魔将軍「…!」

戦魔将軍「ふ…面白い…面白いぞ貴様!」

戦魔将軍「良いだろう! 今回はお前の言葉に乗ってやろうではないか!」

戦魔将軍「そうだ! 別に利息を払えなければ、暴れれば良いだけの話だからな」

戦魔将軍「その前に奴らに一泡吹かせるのも面白いかも知れないからな! がっはっはっは」

神官妹(はい馬鹿一丁洗脳完了と)

神官妹「では後はお願いします戦魔将軍様」

戦魔将軍「おう任しておけ! 草木を一杯生やせば良いんだろ?」

神官妹「見映えよくお願いします」

戦魔将軍「見映えよく…?」

神官妹「分からなかったら魔法使いにでも聞いてくださいませ」

戦魔将軍「お、おう! 分かった! ま、魔法使い殿ー!」ドタドタ。

神官妹「ふう…」

魔王「す、凄いです! 神官妹さん! あの偏屈な戦魔将軍さんを言い聞かせるなんて!」

神官妹(…どっちかと言うと、戦魔将軍の方がもっともな事言ってるんだけどね)

神官妹「いえいえ…魔王様のお役に立てるなら光栄でございますわ」

神官妹「では私はちょっと用がございますのでさ、ここら辺で少し失礼させて頂きます」

魔王「あ、はい、お引き留めしてすみませんでした!」

神官妹「では…」

魔王「はい!」

神官妹「ふう…」ツカツカ。

女勇者「おい」

神官妹「あら女勇者何か用かしら?」

女勇者「何か用? じゃない…利息以上に稼げる手段って何だよ?」

神官妹「言ったでしょ、確実性は無いからあまり言いたくないわ」

女勇者「そんなあやふやな方法であの利息を払うとか言ってるのかよ」

神官妹「貴女の言いたい事はわかるけど、私は現在考えうる最高の手段で望んでいるつもりよ」

神官妹「そしてもはやその方法に頼るしか無いのよ」

女勇者「…」

女勇者「お前がそこまで言うならそれしか無いのかも知れないけど…」

女勇者「その方法で本当に上手く行くのか?」

神官妹「言ったでしょ、確実性は無いって」

女勇者「…」

神官妹「…そんな中で貴女に言える事は、私は創造神教の神官で外交官、そして元勇者のパーティーだったから出来る方法って言うだけよ」

女勇者「何だそれ、そんな肩書きでこの利息」

女勇者「王国の国家予算並の元金の利息が払えるのかよ?」

神官妹「払うしか無いのよ…私たちには…」

神官妹「だから女勇者お願い、私が言った通り、観光業やるに当たって期日までに出来るだけ見映えだけよくしておいて」

神官妹「お願いよ」

女勇者「…」

女勇者「わーったよ…後は任せておけ」

神官妹「ありがとう…ふふ」

女勇者「何だよ?」

神官妹「女勇者って本当に変なところじゃ優しいわよね」

女勇者「は? そ、そんな訳無いし!」

女勇者「く、くだらねー事言ってないで早く行けよ!」

神官妹「うん、じゃあ…」

神官妹「ほら馬鹿姉! 行くわよ!」

神官姉「え…? 私…も?」

神官妹「当たり前でしょ!」

神官姉「魔王…ちゃんの…お手伝い…したい」

神官妹「これも…魔王の手伝いになるわよ! それもとびきりのね」

神官姉「…! 本当…?」

神官妹「本当本当」

神官姉「喜ぶ?」

神官妹「喜ぶ喜ぶ」

神官姉「結婚して…くれる?」

神官妹「するする」

神官姉「いくっ!」

神官妹「OK」

神官妹「じゃあ勇者後はお願いね」

女勇者「おう」

女勇者「…」

女勇者に(行ったか…)

女勇者「よーしじゃあ神官妹に言われた通り、緑化計画進めるか…」

女勇者「じゃあ…う」

呪族の幼女「…いやなカオするなら、ちからのタマをわたせばいいじゃろ…」

女勇者「それは嫌だ」

呪族の幼女「じゃあテをツナグしかないじゃろ」

女勇者「それが気持ち悪くて嫌なんだよななぁ…」

呪族の幼女「そこまでケギライせんでも…;」

女勇者「うーん…あ」

戦魔副長「…」

女勇者「おーいあんた」

戦魔副長「? なんですかい勇者の大将」

女勇者「いやなんだ、ちょっとこの玉持って幼女と手を繋いで街を回って来てくれ」

呪族の幼女「!」

戦魔副長「…何の罰ゲームですかい…それは;」

女勇者「罰ゲームじゃないよ、魔界観光業の設備開発の一環だよ、あ、後その玉、このガキに絶体に渡しちゃダメだからな」

戦魔副長「んー、まあそれなら大将の言う通りにしますがね」

女勇者「おー頼んだぜ、後一応女なんだから大将呼ばわりは止めろ」

呪族の幼女「ちょっとマテ!」

女勇者「何だよ」

呪族の幼女「わらわはイヤじゃぞ! こんなクサいオトコとテをツナグなど、ダンじてイヤじゃぞ!」

戦魔副長「臭い…」

女勇者「っせーな! アタシだってあんたと手を繋ぐなんてごめんなんだよ!」

呪族の幼女「イヤじゃ! イヤじゃ! ユウシャとテをツナげないならもうやらないっ!」

呪族の幼女「ゼッタイにやらないっ! うわーんっ!」

女勇者「何っ!?」

戦魔副長「あのーあっしはどうしたら…」

女勇者「…」

女勇者「はあ…しょうがねえな…」

呪族の幼女「…!」ピタ。

女勇者「ちゃんと頼んだところを緑化してくれたら、頭を撫でてやる」

呪族の幼女「頭を撫でる?」

女勇者「ああ」

呪族の幼女「ユウシャがわらわの?」

女勇者「ああ」

呪族の幼女「やる! わらわやるっ!」

呪族の幼女「わーい、わーい! ユウシャにアタマナデられるー! わーい!」

呪族の幼女「ほんとじゃぞ? ヤクソクじゃぞ!?」

女勇者「ああ」

呪族の幼女「わーい!」

女勇者「…」

女勇者(その時になったらすっとぼければ良いか…)

女勇者「じゃあ頼んだぜ?」

呪族の幼女「うんっ!」

女勇者「さーて次は…」

女勇者「お?」

魔族子供♀「んしょ…んしょ」

女勇者(あれは魔族子供♀…!)パア。

女勇者「おーい魔族子供♀!」ニコヤカー。

呪族の幼女「んなっ!?」

魔族子供♀「あ、女勇者様お疲れ様です」

女勇者「何やってんだー?魔族子供♀?」ニコニコ。

魔族子供♀「あ、はい指定されたところに、生やす木の種を運んでいます」ニコニコ。

女勇者「そうか偉いなー魔族子供♀は?」ニコニコ。

魔族子供♀「そんなこと無いですよー」ニコニコ。

呪族の幼女(な、なんじゃあのメスガキ…女勇者とあんなに仲良く…)

戦魔副長「ちょ、爪が食い込んで結構痛いんですが…」

女勇者(はー…魔族子供♀可愛いな…)

女勇者(…! いや魔族子供♀は 魔族だから臭いし醜いんだ…!)

女勇者(血迷うなアタシ…!)

女勇者(…いやでも…魔族子供♀はやっぱり可愛くて…匂いもちょっと良いかも…)スンスン。

魔族子供♀「お、女勇者様…?///」

女勇者「あ、いやごめん! 何でも無いんだ…ホント…///」

魔族子供♀「? おかしな女勇者様…うふふ」ニコ。

女勇者「…!」

女勇者 (きゅうううん!///)

女勇者(ダメだ…やっぱり可愛い…///)デレデレ。

呪族の幼女(…! わらわにあんな顔を見せた事なんて無かったのに)ギリギリ。

戦魔副長「アイタタタタタっっっ!!」

女勇者「まーとりあえず一人で大変だろ? アタシも手伝ってやるよ!」

魔族子供♀「いえ、勇者様にやらせる仕事じゃないので…大丈夫ですよ」ニコ。

魔族っ子幼「それにアタシもいるからヒトリじゃないからダイジョウブだっ!」

女勇者「…」

女勇者「いや勇者とか気にするなって、一人で大変だからアタシが手伝ってやるって」

魔族っ子幼「むしっ!?」

魔族っ子幼「ヒトリじゃないってイってるだろ! アタシもかまえー!」

女勇者「るっせ、しっし!」

魔族っ子幼「ひどいっ!」

魔族子供♀「まあ勇者様ったら…ウフフ」ニコニコ。

女勇者「へ、へへ///」

呪族の幼女「…! …! …!」ピキピキ…。

呪族の幼女(く…わらわにはあんな笑顔見せた事なんだのに、ずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいっっっ!!)

戦魔副長「ひゃー!? あ、あっしの体から…カイワレが…カイワレが生えてきたっ!?」

戦魔副長「むしゃむしゃ…うん辛い! 確かにカイワレだっ! ひいー! 助けてー!!」

女勇者「ほら種入ってる袋貸せよ、こんだけ大きいと結構重いだろ」

魔族子供♀「あ…あ、ありがとうございます///」

女勇者「良いって良いって」ふんふ~ん♪

魔族っ子幼「なんだよっ! 魔族子供♀ばっか…ズルいっ!」

魔族子供♀「…」

魔族子供♀「あの女勇者様…?」

女勇者「ん、何?」

魔族子供♀「何故最近私に良くしてくれるのです?」

女勇者「え!?」

女勇者「し、してたっけ…?」

魔族子供♀「してますよ、今日だけじゃなく、ご飯を持ってきてれたり、代わりに水汲みをしてくれたり…」

女勇者「へ、へー…そんなにやってたっけ?」

魔族子供♀「ええ、何故ですか?」

女勇者「え、っと、それは…」

魔族子供♀「それは?」

女勇者「その」

魔族子供♀「その?」

女勇者「き…」

魔族子供「き?」

女勇者「気に…いったから?」

魔族子供♀「気に入った?」

女勇者「そ、そう~気に入ったからだよ、アタシは気に入った奴には良くしてやるんだ」

女勇者「アタシが気に入るなんて滅多に無いんだから、ありがたく思えよ?」

魔族子供♀「気に入った…私は女勇者様に気に入られた…」

女勇者「な、何だよ…ど、どーせ親の仇だから、アタシに好かれても不満か?」

魔族子供♀「え?」

魔族子供♀「い、いえ! 女勇者様に気に入られるなんて光栄です」

魔族子供♀「私…本当に嬉しいです!」ニパー。

女勇者「…!」

女勇者「そ、そっか嬉しいか…そ、そうだよな嬉しいよな、そんなの当然だよな///」

魔族子供♀「はいっ!」ニパー。

女勇者「…! ひゃー///」悶え。

魔族子供♀「ひゃー?」

女勇者「じゃ、じゃあさ…」

魔族子供♀「はい?」

女勇者「魔族子供♀は…その」

魔族子供♀「?」

女勇者「えっと…アアアアタシの事は…」

女勇者「………好き?」

呪族の幼女「すきっ! わらわユウシャのことスキじゃぞ!」

魔族子供♀「!」

女勇者「は!? どっから出てきたんだお前は! お前に好かれても毛ほども嬉しく無いんだよ! 消えろ!」

呪族の幼女「ずるいずるいずるいずるいっ! そのメスガキばっかずるいっ! わらわもスキっていえっ!」

女勇者「言うか!」

魔族子供1「俺は当然嫌いだぜ? ブスだしな!」

女勇者「お前は死ね」

魔族子供1「何だと!」

魔族子供♀「うふふ…私は女勇者様の事大好きですよ?」

女勇者「…! ほんと?」

魔族子供♀「はい!」

女勇者「そっかそっか好きか…でへへ///」ナデナデ

魔族子供♀「えへへ///」

魔族子供1「ちぇ! そんなの好きなんて魔族子供♀の神経疑うぜ」

女勇者「んだと…」

呪族の幼女「わらわもスキじゃぞ! わらわもスキじゃぞ!」

女勇者「るせぇ!」

魔族子供♀「何で? 魔族子供1ちゃん」

魔族子供1「だってそいつエルフの村に入る前に俺たちの事見捨てたじゃん」

女勇者「く、そ、それは…」

魔族子供♀「でも結局最後は助けに来てくれたから良いじゃない」

魔族子供♀「それにその時助けられたの魔族子供1ちゃんだったでしょ」

魔族子供1「それは…そうだけど」

魔族子供1「ちぇ! 分かったよ…少しは認めてやるよ」

魔族子供♀「うふふ」

女勇者「別にお前に認められなくても良い」

魔族子供1「何だよ! せっかく言ってやったのによー!」

女勇者「頼んでないし」

魔族子供1「むきー!」

魔王「ふふ、皆さん楽しそうですね」

魔族子供たち「魔王様!」

魔王「僕も手伝いに来ました、皆さん頑張って素晴らしい観光施設を作りましょー!」

一同「はーい」

戦魔将軍「お前たち、楽しみながらやるのは良いが、時間が無いことを忘れるなでござるぞ?」

女勇者「は? 手伝ってやってるんだから偉そうにすんなし」

魔族子供1(…! 戦魔のおっちゃん)

魔族子供1「あ…俺あっちやってくる」タタタ。

魔族子供♀「魔族子供1ちゃん…?」

戦魔将軍「? なんか最近魔族子供1がよそよそしいでごさるな」

戦魔将軍「はて? 何かやったかでござろうか…」

魔族子供1(…関係無いかも知れないけど、あのエルフの村であった色違いのおっちゃん…あれのせいでまともにおっちゃんの顔が見れないよ…)

魔族子供1(あいつは一体何だったんだ…?)

戦魔将軍「まあ良い…じゃあ神官妹が戻るまで、精一杯この荒れ果ての街を良くするぞ!」

一同「おー!」

女勇者「だからお前が仕切るなし」


~そんなこんなで緑化作業は進められていった~


戦魔将軍「おー絶景かな絶景かな」

魔王「あれだけ見窄らしい荒れ果ての土地にこれだけ…自然を育てる事が出来たなんて…」

魔王(しかもただ生やしただけじゃなくて、魔界植木屋さんに整備してもらって、凄い綺麗に整いました)

魔王(新しく出来た宿泊施設と合わしてそれなりの見映えになりましたね…)

魔王(これも魔法使いさんの陽光石)

魔王(そして呪族の王女さんの呪いの植物を生やす力や協力してくれた全ての方たちのおかげですね)

魔王(これで何とか明日までに、神官妹さんの言われた事は出来ました)

魔王(…何でこんなに急いでやらなければいけないのか、トイチとか結局よく分かりませんでしたが…)

魔王(まあ早く出来る事に越した事は無いですよね)

戦魔将軍「おうおうご苦労じゃたの女勇者!」

女勇者「るっせ…別にてめーのためにやった訳じゃないし…」

戦魔将軍「がはは! まあそう言うな! 儂らはこれからも一緒にやっていく仲ではござらんか! 仲良くしようでござる」

女勇者「暑苦しいなー、そう言うノリ嫌いんなんだよ!」プイ。

戦魔将軍「そうかそうか、がはは!」

女勇者「ちっ…」スタスタ。

女勇者 (あーホントウザ…)

女勇者(つーか神官妹の奴、あれから音沙汰無いけど)

女勇者(本当に投げぱっなしかよ! たくっ残り7日で本当に利息分を稼げるのか?)

女勇者 (ん?)

戦魔兵「将軍もよく女勇者何かと一緒にやっていけるよな…」

戦魔兵「ああ俺も前から思ってた…」

女勇者 (何だ? アタシの悪口か)

女勇者(…別に雑魚が何言おうとどーでも良いけど…)

女勇者「…」チラ

戦魔兵「本当だよな…弟の妖魔将軍を拷問されて殺されたのによー」

女勇者「!」ジャリ!

戦魔兵「…! 誰だ!」

戦魔兵「…」

戦魔兵「気のせいか…」

女勇者「…」こそ。

女勇者(妖魔将軍が…戦魔の弟…だって…?)


続く

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