　◇雲隠ざっくりあらすじ

　本文はありません。タイトルのみで、源氏の死を表現した巻です。

【超訳】雲隠

　源氏　５２歳　

　本文なし。

　◇第四十一帖【幻】ののち、源氏は出家をして山にこもり数年後に亡くなったようです。絢爛豪華、波乱万丈な源氏の生涯でした。

　【雲隠】

　※この【雲隠】は本文がないので、近年は５４帖のうちのひとつとしてはカウントしないようです。（代わりに【若菜】を上下に分けて５４巻と数えています）ただタイトルだけで源氏の死を表現するという想定外の演出をご紹介したくて、episode41extraとして公開いたしました。

　※ここまでが光源氏が主人公の物語でした。長い連載にお付き合いくださり、心から感謝いたします。しばらくエッセイ【別冊】での更新を続けてから第三部となる宇治十帖の超訳にとりかかりたいと思います。

　全五十四帖からなる源氏物語も残り１３巻となりました。源氏の孫の匂宮と柏木と女三宮の子（表向きは源氏の子）の薫が主人公の物語です。どうぞまたお付き合いくださいね。

　☆☆☆

【別冊】源氏物語のご案内

　関連するトピックスがあります。よかったらご覧になってくださいね。

　topics36　　現世は泡沫の夢

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