第2話

僕の日課


それは毎回違う女の子を連れている事


そして特定の子とは付き合わないという事




僕に対して


思いを伝えてくれているのなら


その思いに応えてあげる



快楽を望んでいるのなら


その快楽を与えてあげる



嗚呼、



これじゃまるで人形じゃないか




こんな人形は嫌だ



そう思っている反面



このまま女の子の為の人形でいい



そう思っている自分がいる






僕はいつも矛盾して生きている









そして






今日も





女の子の為に存在しているだけの






人形になろう
























君に出会うまでは

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る