いわゆる異世界ものになるのでしょうか?
ハルカという少女が言葉も分からない、風習も違う、という世界に戸惑いつつ、盛大にぼやきつつ、世話役のイェスタと仲を深めていくという物語です。
物語は一人称で語られていくのですが、ハルカのボヤキが絶好調。異世界での戸惑いを笑いたっぷりに、そしてお年頃のゆれる恋心もたっぷりと語ってくれます。
そして第二章ではそのイェスタが一人称で語りだします。これがまたしっかりとした好人物で、ハルカの印象との対比を面白く読むことが出きます。
続編もありますので、まずはこちらから読んでみてください。