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エピローグへの応援コメント
初めてコメントします。
作者の方からしたら、古い作品なのでしょうけど、十分に愉しませて戴きました。
全く持って、此程の作品が埃にまみれ、黴に覆われそうになって、打ち捨てられているというのが、信じられない思いです。
私の感想は「ロシアを舞台にした警察とマフィアの抗争物語の「本格小説」が読めるとは、思っても見なかった。」と言う月並なものですが。
登場人物達のブラックジョークも、ユーモアも惜しみなく注ぎ込まれていて、そして、無駄な描写も、擬音も一切ない。
ハードボイルドも感じさせますが、「それ」を一番感じさせたのは「大佐」かも知れない。
いや、立場上、そう云うふうに振る舞える地位だし、そこを考えたら主人公が十分ハードボイルドな気がする。
この作品は、若い人には、難しいのかも知れない。
この文体は、たぶんライトな小説しか読んだことのない人には受付なさそうで、それがこの不当に低い評価なんでしょう。
何しろ、レニングラードが舞台になった第2次大戦の記憶から、旧ソ連時代、そして冷戦終結後のロシアンマフィアが闊歩する90年代の様々なものを名前だけでも知っていないと、楽しみにくい。
しかし、これほどきちんとした実在の外国の土地を使った重厚なシナリオも、最近なかなか目にしないもので、堪能させていただきました。
偶然に目にしたタイトルでしたが、ありがとうございました。
追記:
すみません、勢い余って、レビュー書きました。
初めての事なので、これは違うよ、と言う事でしたら、取り下げます。
よろしくお願いします。
作者からの返信
レビューありがとうございます。
>「ロシアを舞台にした警察とマフィアの抗争物語の「本格小説」が読めるとは、思っても見なかった。」という月並みなものですが。
いえいえ、作者からすれば、これが一番うれしい感想です。
[3]への応援コメント
題材にとても惹かれます。ロシアという近くて遠い異国の物語、街の雰囲気を楽しみながら読み進めています。