僕の恩人

大人数で賑やかな広場、誰しも新生活は、ここから始まる。

「始めたての時は、大変だったな〜」

僕は過去を振り返る。

「ああ、まったくだよ」

この人は、始めたての頃の自分を助けてくれた、いわば、恩人みたいな人だ。

色々と教えてくれた。

「君も昔とは比べものにならないほど、強く生きられているね。」

「いえいえ、師匠ほどでは。」

「そうかな〜」

僕は、この人に憧れ、背中を追い続けてきた。そのことが原動力になり、ここまで、これたのだろう。

「君、教えられる事は教えたよ。これからは君が考えていくんだ」

こんな感じで師匠と弟子の関係は卒業?だ。

いや、卒業といっても何も変わらないいんだが。

「分かりました」

「もしもの時は頼っていいよ」

「頼らせてもらいますよ、もしもの時は」

「ああ、いいよ」

「基本的に一人で頑張りますけど」

「仲間はいるのかい」

返信に困った

頼むから聞かないでくれ

「い、いませんね。ボッチですね」

「ボッチなのかい」

「ボッチですね」

「ボッチとかwww」

「やめええええてええええ」

ほんとにこの人はいい性格してるよ

絶対Sだこの人

もうやだこの人

「まあ、仲間づくり頑張ってw」

「草生やすなぁぁぁああ」

こうして、とりあえず目標が決まる。

そう目標は仲間づくりである

なんかとても悲しい、これゲームだよね。

まあ頑張るけど

「とりあえず街で、消耗品の補充してきます」

「いってらー」

街に向けるその足は何故かうきうきしてそうにも見えたが、悲しそうな足取りにもみえた。

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アニオタとミリオタとPCオタと 1キロスナ @1kirosuna

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