第3話 嘘のような本当の話

1 呪われた女

「あの…私…呪われてるんです」


話を聞くと自分の作ったホームページを奥様友達に教えたところ、

次々と訪問者に不幸が訪れてるとのこと。


えっと…。

どうしろと…。


2 歌います


「歌を歌います、聴いてください」


あ、はい…。

ありがとうございます…。

「私、歌手なの。売れてないけど歌手なの。うふふ♪」

あ、あ…。

「いろんな企業のテーマソングを作ってるのよ」

さ、さようでございますか。

「ト〇タにも〇産にも電話したわ。N〇Tのも作って聞かせたわ」

(オイィィィ…)


3 誰だよ


「ビル・ゲイツに新しいOSを発売するように言っておいた。なにか聞いているか?」


特に聞いておりません、申し訳ございません…。

(ていうか…)


4 電柱


「俺の家の前に電柱が立った。おまえのところが立てたのか!」


弊社ではございませんが…。

(それって…)

「掛け間違えました」

(またどっかに電話するんかぃっ!)


5 マジで?


「パソコンの中に誰かが入っている!」


(貞子です)

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