短歌記憶帖3
森の 仲間
1
1
えんえんえんえんとぐろ捲くひとりぼっちの夜の嵐
2
柳の木無数に揺られる縦の糸ガラス戸覗く夜の幽霊
3
わからんわからん何が悪かったかすぐに分からん「出来なかったの」
4
でもどうせあなたも死ぬんでしょと好きな人に言われる立場です
5
まあええやん荒れたい日もあるやろで済むかよ馬鹿この思春期が
6
でもだってそういつだってわたしがいるからあなたの傍にはだから
7
ああしまったと交差点の真ん中で絶叫したくなる恋の落ち方
8
ガラス張り付くストローの水しぶきなり待ちくたびれて泡も吹く
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