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冷世伊世

目次・説明書き

※各短編の字数・簡易説明です。上から順に(番号の大きいほうが)新規掲載作品となっています。


16.ヘリオス

約1万字。コバルト短編もう一歩。2023年12月

内容:世界的に有名な調香師・ドナの弟子のテレンスは、特別保護区域「ヘリオス」へ向かうところだった。何百年も昔に隕石で滅びたその都市には、この世でもっとも価値のある香料があるといわれ、テレンスはそれを初めて採りに向かうが──。


15.狂乱

約1万字。コバルト短編もう一歩。2023年8月

内容:主演舞台の公演を控えた若手俳優の俺は悩んでいた。難しい殺陣の場面がどうしてもできず、このままでは納得のいく仕上がりにはならない。毎夜悪夢にうなされ、寝不足だった俺は舞台のことしか考えられなくなっていた。そんなとき、一願成就の神社へ立ち寄ったことで、神の遣いだという子供に出会うが──。


14.心灰

約1万字。コバルト短編落選作です。2023年6月

内容:感情をフラットに保つことで寿命を永遠にまで延ばせる未来都市に、僕は住んでいる。ある日、大勢の人を集めたパーティーで大規模なテロに巻き込まれ──。


13.眠春

約1万字。コバルト短編落選作です。2022年?

内容:邪払いの家に生まれた眠春(みんしゅん)には、他の邪払いにはない才能があった。「邪はけして話さない、人に害をなすものだ」と何度も教えられてきたが、聞こえないはずの邪の声が、眠春には聞こえたのだ──。


12.ペンギンテトラに恋して

約1万字。コバルト短編落選作。2022年?

内容:中学生の真人は、友達の智樹の家でペンギンテトラに恋をする。人間に対するような恋愛感情を熱帯魚に抱く真人だったが、それを見ていた医者志望の佐曽利(さそり)は怪訝そうにしていて──。


11.痣

約1万字。コバルト短編もう一歩。2023年。

内容:「あなたの命は、十五の誕生日に尽きるでしょう」──小さい頃から誰かにそう告げられる夢を見てきた中学生の飯森は、夢の通りに死ぬと思いこんでいた。十五歳の誕生日が目前に迫ったある日、同級生の深山(みやま)が近づいてきて……。


10.プネウマと夜(1~3)

※コンテスト選考期間終わりましたので、公開に戻しております。

 エブリスタさんの「新星ファンタジーコンテスト 魔法学校」で準大賞を頂きました。ありがとうございました……!


約1万7千字。コバルトさん「はじめての夜」企画落選作。2019年。

内容:この国には夜がない。 魔術学校の卒業試験を受けることになったファイとオルニス、マケリは、はじめて体験する暗闇の世界に怯えていた。明かりひとつない廊下を進んだ先に「夜」を模した中庭があった。卒業試験の場となるそこには、暗闇と死を支配するプネウマがいた――……。


9.羊水のなか

約1万字。コバルト短編落選作です。おそらく2018年。

内容:双頭児として産まれた月(ユエ)と焔炎(ファン)は、父親から疎まれ、塔のてっぺんに閉じこめられる。嘆き悲しむ月とは反対に、焔炎は塔からの脱出をもくろむが――。


8.疲れたあなたにミカ・スペシャル

約3千字。カクヨム、お茶漬け企画へ出したものです。


7.猫を追いかけて

約3千字。カクヨム、短編コンテストに出していたものです。


6.無題

約5千字。コバルトさん企画応募・落選作。非公開です。


5.彼女の声は聞こえない

約1万字。コバルト短編落選作です。おそらく2016年。

内容:俺の上司で、そして幼なじみでもある和也がある日言った――「あれが欲しい」。和也が所望したのは、テレビに出ていた世界の歌姫、メイ・セプテンバー。彼女の歌には秘密があり……。


4.デマイス・オブ・デイ(1~3)

非公開です。


3.イノセント

約6,500字。字数足らず没作。

内容:細川ガラシャの従者である私は、彼女の亡くなる直前に、その夫・細川忠興との確執を聞くことになる……。


2.あなたのことが嫌いです

約1万字。コバルト短編落選作です。おそらく2016年頃に出したもの。

内容:誰に対しても「嫌い」としか言わない学園の嫌われ者・ベアトリーチェと、誰に対しても聖人君子のように振舞う学園の人気者・ニールセン。ベアトリーチェがニールセンと出会ったとき、側で見ていた「俺」は……。


1.バタフライ・エフェクト

約1万字。コバルト短編落選作です。おそらく2016年頃に出したもの。

内容:彫金細工師のパーシヴァルは、お得意様の上客・ハインツ皇太子からブローチ作りを依頼される。「デザインはどんな物でもいい」という皇太子の要望に応えるため、お屋敷のメイド、メイランと一緒にパーシヴァルが考えたブローチのデザインは『蝶』だったが……。

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