　結局、10万給付対象にはなれなかった。

　サラリーマンだから納税はしている。

　だけど、国政の対象にはなれない。

「なんだそりゃ‼」

　本来、国民の義務を果たし、納税しているわけだから、国政の対象から外されていいわけがない‼

　政治において対象外になる国民がいるとすれば、国民の義務を果たしていない人だけのはずである。

　政治家の私財から給付するならいい。

　税金から特定の人間に金を与え、減った金を国民全員から、また回収するわけだ。

　±0ではないのだ。

　給付されない国民はﾏｲﾅｽしかないのだ。

　政府にしてみれば、僕が支払う税金なんて微々たるものでしかないのだろうけど…僕の生活では、大きなウェイトを占めているのだ。

　だから何度も言う。

「僕は国民じゃないのでしょうか？」

　だったら納税免除してくれや‼

　金無さ過ぎて医者にも通えない‼

　なのに税金は強制搾取…。

　政治家>公務員>>>………俺？

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい