第376話 田舎は不利

 クーポンが配信される。

 ところが…田舎には無意味なクーポンもあるのだ。

「こんな店シラネェ…」

 調べれば都心を中心にチェーン展開されている。


 田舎には出店しないのね…


 貰っても使えないクーポン。

 まさか一番、近い店が県庁所在地…2つ向こうの市だ。


「なんだろう…無性に悔しい!!」


 しかし、200円ポイントバックのために2つ市を超えるほど狂ってはいない。

 ギリギリ踏みとどまっている。

 そこまでいったら…もう薬が必要だ。


 別に損はしていない…しかし、損した気分になるのだ。


 田舎者は得しないのだ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る