少女より世界へ
狐付き
第1話 イナリ、ひとり
「はぁ……帰りたいなぁ」
少女は教室の窓の外を見ながら呟いた。
少女の名はイナリ。まだまだ幼い12歳だ。
イナリが今いるのは大都市にある魔法学校。半ば無理やり入学させられたのだ。
本来ならば15歳以上でなければ入れないのだが、彼女の特異な能力のため、国が援助をすることで入学した。
家のある村は大して裕福ではなく、両親にもそれなりのはからいをするとのことで、このような場所に来てしまった。
周りを見ると当然のように皆年上ばかり。話も合わず、いつも1人でいる。
授業の内容もちんぷんかんぷん。ただいるだけで卒業できると言われても、イナリにとっては苦痛でしかない。
帰りたい気持ちになるのは仕方ないだろう。
授業が終わり、イナリは寮にある自室へ戻る。そして服を着替えることもなく、制服のままベッドへ倒れこんだ。
「もうやだ……」
今日も失敗をし、恥をかいた。
ある程度歳をとれば3歳の差なんて大したことはない。だがこの年齢の3歳の差は大きい。
普通の教育ならばイナリも人並みに受けていた。しかし魔法などの高等知識は皆無だ。
そしてここは普通の学校とは違うのため費用は高く、クラスメイトは基本、それなりの家柄の子ばかりだ。それはイコールプライドが高いということになる。
年下と同じクラスというのが気に入らない。貧しい家柄のものと同じクラスなのが気に入らない。そんな人物が自分より優れていると言われているのが気に食わない。だから馬鹿にする。ミスを笑う。
そんな生活を3ヶ月も続けているのだ。未熟な精神では耐え難いものだろう。
こんなことだったら実家の農業を手伝っていたほうがはるかにマシだった。
イナリはもう限界だ。
いつの間にか寝ていたらしく、もう日が落ち外が暗くなっていた。
イナリが目を覚ましたのは、鐘の音で起こされたせいだった。
「……ん……何……? あっ、これは勇者の鐘かなぁ」
1人でぼそっとつぶやく。
勇者の鐘。それは勇者がこの町の外にある『勇者の家』へ着いたことを伝えるものだ。
村にいた頃にも1度だけ聞いたことがある。
これが鳴ったということは、明日の同じ時刻まで外出禁止。つまり授業がないということになる。イナリは少しほっとした。
勇者は町の人にとって脅威だが、少しでも学校と離れたかったイナリには、とてもありがたい到来だ。
イナリは再び枕へ顔をうずめる。
しかしひとつの案が頭に浮かび、突然ガバッと起きる。
そうだ、勇者に家まで送ってもらおうと。
この町からイナリの住む村まで徒歩で7日ほどかかる。村は街道沿いにあり、この町からまっすぐ行けるとはいえ、道中で野獣や魔物が出ないわけではない。
だが勇者はたかがいち個人の頼みなど受けないのが通常で、行ったところで追い返されるのが関の山だ。
それでも頼んでみよう。案外引き受けてくれるかも。とイナリは考えた。
普通ならば勇者に近寄ろうとなんて思う人はいない。それほどまでにイナリは精神的に追い詰められていた。
なにせ勇者とはとても危険な存在だからだ。
──勇者は他人に伝染する。
別に勇者のそばに寄ったものが皆勇者になるわけではない。
勇者が死ぬとき、その一番近くにいた人間が勇者になってしまうのだ。
そして勇者の力を得たものは、勇者としての業務を行わなくてはいけない。
それは主に魔物退治だ。
人の手に余る魔物は勇者でないと倒せない。
力も速度も人より数段上。魔法も実用段階に至っていないため、強力な魔物が出るたび軍を半壊させていたらあっという間に人口が激減してしまう。
勇者が近くにいるというだけで感染する可能性がある。だから人々は勇者が来るということに恐怖する。
そのために鐘を鳴らし警告する。勇者が来たことを。
イナリとてそんなことは知っている。それでも今の生活よりはマシだと考えた。
今はまだ町中が慌しく動いている。行動するなら朝しかないだろう。
勇者は暫らく滞在するはずだ。だからといってゆっくりしていたら外出規制が解かれてしまう。
イナリは急いで荷をまとめ、再び日が昇るのを待った。
朝になり、イナリは窓の外を──勇者の家がある方向へ目を向けた。
黄色い煙が町壁の向こうから漂っている。
勇者は滞在時、様々な色の煙を出し町の人へ通達する。
例えば青い煙は短期滞在。数日で出て行く。黄色い煙は中期滞在。1ヶ月近くは居る。赤い煙は緊急事態。瀕死や重症時などに用いる、といった具合だ。
勇者は基本、1ヶ月以上同じ場所にいない。町の人の不安をいつまでも残すわけにはいかないからだ。
イナリはそっと部屋のドアを開け、左右を見回す。
誰もいない。
外に出られない以上、学校に行くこともできない。研究も行えない。
ならば早朝起きる必要はないもので、皆まだ寝静まっているようだ。
イナリは足音を立てぬよう、しかし早く寮を抜け出した。
「わぁ……」
寮の外、町の中。イナリはその風景に見惚れた。
石畳の道。レンガ造りの家々。いつも過ごしている風景なのに、人がいないだけで幻想的に見える。
今この場にいるのは自分だけ。そう考えるとイナリは少し楽しくなった。
踊るように走ってみる。誰にも邪魔されない。誰も邪魔しない。たった1人、この場にいるのは自分だけなのだと。
「おい」
突然の声にイナリは硬直し、痙攣するように体を震わせた。
今は誰も外へ出てはいけないはず。なのに何故?
恐る恐る振り返ると、そこには鎧を纏い槍を持った衛兵が不審そうな顔で見ている。
イナリはこの状態でも歩き回れる人物がいるなんて思ってもみなかったようだ。
勇者が町の中に入ってくるわけではないが、それに乗じた犯罪が起こる可能性がある。そのために見回るのは当然だ。
「あ、あのっ」
「おっとお嬢さんか。どうしたのかな? 勇者の鐘は聞こえなかったのかい?」
「いえ、その……。あっ、これから家に帰るところなんですっ」
「ああそうなのか。気をつけて帰りな。早く帰らないと勇者になっちゃうぞ」
衛兵は笑いながらそう言い、イナリは頭を下げ駆け出した。
勇者になる、というのは子供に言うことをきかせるための方便でもある。
嘘をつくと勇者にするぞ、悪いことをすると勇者にさせてしまうぞ、など。
勇者自体は人に害するものではない。むしろ人のために戦っている重要な人物だ。
だがそれは、人のために恐ろしい魔物と戦わなくてはいけないということになる。
魔物は危険なものだ。毎日どこかしらで人は魔物に襲われ、命を落としている。それは子供だって知っていることだ。
だからこそ子供は勇者になることに怯える。
そしてイナリは嘘をついていない。なにせ本当に家へ帰ろうとしているのだから。
イナリは衛兵に見つからぬよう、物陰に隠れつつ移動した。
住民は家の外へ出られない。とはいえ別に魔物が襲ってきているわけではないため、衛兵も数少なく、そのうえ気が緩んでいる。街壁まで行くのも簡単だった。
しかし問題は門をいかにして抜けるかだ。門番もいるだろうし、見張り台もある。
勇者の家へ送る荷に紛れて移動するのが一番いいだろうが、生憎イナリにはどれがそうとはわからない。
強引に突破するという手もあるが、たかだか12歳の少女にそのような力はない。
イナリは村育ちで、物心ついた頃から近隣を走り回っていたため体力には自信がある。だがそれだと、距離を用いて引き離すことはできても狭い門を突き抜けることはできない。
とりあえず門を見に行こうと進んだイナリは絶好の機会を得られた。
門番がいない。
基本的に門番は、魔物の侵攻を防ぐなどの役割を持っている。
だがこの先には現在、その専門である勇者がいる。
そして門番もまた勇者になりたくはない。見張り台もあることだし、交代にかこつけてこの場を空けているのだろう。
イナリは見張り台に立つものを警戒しつつ、門へと走った。
思いのほか、あっけなく外へ出ることができた。これでもし別の門から出ようとしていたら、きっと厳重な門番に阻まれ何もできなかっただろう。
恐らくはもう見張りに見つかっているだろうが、ここまで来てしまえば何もすることはできない。イナリは速度を緩め、勇者の家を目指した。
なんとか勇者の家までたどり着くことはできた。
だが問題はここからだ。たかが小娘1人を護衛するなんてことを勇者がしてくれるかどうか。
それでもここまで来てしまったからには、たとえ断られるのがわかっていても行くしかない。イナリは正面から行くのに少し躊躇い、裏口から侵入を試みた。
そこは鍵はかかっておらず、案外すんなりと中へ入ることができた。
台所だろうか。水や食材、釜などが置かれている。イナリはそれらに触れることなく足早に通り過ぎ、奥の扉を開けた。
「どなたですか?」
「ひいっ!」
突然声をかけられ、イナリは跳ね上がった。
声は後ろからだった。台所らしき場所には誰もいなかったと思っていたが、棚の向こうが死角になっており、見えなかった。
イナリは半泣き状態になりながらもゆっくり振り向き、声の主を確認した。
そこにいたのは思い描いていたものと違う、無表情な少年だった。
「あの、え、あなたが勇者様ですか?」
イナリは意を決し、目の前の少年に話しかけた。
「いえ、僕は従者です。勇者は上にいます」
少年は自らを従者と言った。
従者とは、勇者の傍にいるもののことである。
勇者が死んだとき、一番近くにいるものが次の勇者となる。つまり彼は次期勇者候補というわけだ。
昔、勇者が1人で魔物と戦い命を落とした。
だがそのとき一番近くにいたのは、何キロも離れた場所にいた盗賊の男だった。
彼はその力を使い、贅を貪った。結果、1つの国を半壊させるほどにまで至った。
そのため勇者の傍には必ず、従者と呼ばれる次に勇者となるものがいるようになった。
少年はまだ15くらいだろうか。イナリよりは年上だが、勇者としては些か頼りない。
それから暫しもじもじしているイナリを見かね、従者が話しかけてきた。
「それでどうしたのですか?」
「え!? あ、その……。勇者様に会えないかなと」
イナリは思い切って言った。従者は不思議そうな顔をし、ため息をついた。
「勇者に、ですか。あまり近付かないほうがいいですよ。移るかもしれませんから」
その言葉にイナリの顔はひきつった。
移るかもしれないということは、勇者は今瀕死、あるいはそれに近い怪我をしている可能性がある。
やばいところに来てしまったのだろうかと、イナリの頭の中は軽くパニックになった。
「すみません。少し脅しが過ぎました。赤い煙を出していたわけではないのでわかるかと思いますが」
そう言われてイナリは、ああそうだったと思い出す。
性質の悪い冗談だとイナリは顔をしかめる。従者は無表情なままコロコロ変わるイナリの表情を見ていた。
「で、勇者に何か用ですか?」
「えっ、えーっと、その……ちょっと……」
「ちょっと、なんですか?」
従者はイナリを警戒している。普通に会いたいと言ったところで取り合ってもらえない様子だ。
12歳の少女がこんな場所に1人で来るなんて普通ありえることではない。
イナリは考える。ここで追い返されたら元も子もない。
せめて勇者と直接会い話す。それで断られたのなら諦めはつくだろう。
そして今勇者は怪我をしているのだろうということに気付く。ならば使える手はある。
「あのっ、私、勇者様にお願いが……いえ、勇者様の怪我を治しに来ました!」
「怪我を治しに?」
従者は少し眉間にしわを寄せ、イナリを見た。
何か特殊な薬草あるいは特別な技術を持っているようには見えない。だがそれを指摘したところできっと、勇者に取り合わないとここから動いてくれないだろう。そんな表情をイナリはしていた。
「……わかりました。勇者に聞いてきますので、ここで待っていてください」
「よ、よろしくお願いしますっ」
時間がかかると思っていたが、従者は数分でイナリのもとへ戻ってきた。
「勇者が呼んでいます。こちらへ」
「ひゃ、ひゃいっ」
その僅かな時間が数時間に感じられるほど緊張していたイナリは、声がうわずってしまった。
そんなことはどうでもいいといった感じに進む従者を慌てて追いかける。
階段を登り、2階の奥にある扉の前で従者は止まった。
「こちらに勇者がいます。が、知っての通り怪我をしているので無理はさせないでください」
「わかりました」
従者はノックし、ゆっくりと扉を開ける。
中にいた勇者を見たイナリは言葉を詰まらせるほど驚いた。
女性だ。
褐色の肌に、手入れをロクにしていないであろうぼさぼさの長い髪。剣を振るうための腕は肉付きがよく、いかにも戦士といった感じだ。
それでいて女性らしいプロポーションをしている。未だお子様体型なイナリは少し見惚れてしまった。
「連れてきましたよ」
「ふぅん、その子が」
「はっ、初めまして! イナリと申します!」
イナリは焦ったような口調で挨拶をした。
「そうか。あたしは勇者だ」
名乗らないわけではない。勇者とは人となるべく関わってはいけないしきたりのため、今までの名は捨てないといけないのだ。
名前というものは知ると情が移ったりするものだ。知らなければ記憶からも薄れやすい。
常に死と隣り合わせにいる勇者など知らないほうがいいわけだ。
そんな勇者はイナリを面白いものを見るように眺めた。
「んで、あたしのケガを治すって聞いたんだが、魔法か?」
「は、はい!」
「こんな小さな子が1人で治癒魔法ねぇ。
「えっと、傷を見せていただけないでしょうか」
「ああ、そうだな。見ないと予測できないか……これだ」
そう言って勇者は包帯を解いた。右わき腹にえぐったような大きな裂け目がある。イナリは口を押さえて顔をしかめた。
「痛そうだろ? つっても実際痛いんだけどね。勇者になると死ににくくなるが、痛みは変わらないんだよ。厄介なことに」
イナリは感情を抑え、傷口の辺りに軽く手を触れて顔を近づけ、具合を確かめた。
これだけの怪我にも関わらず、血が出ていない。血管が傷ついていないのは勇者だからなのだろう。
そしてその奥、内臓までは大丈夫とわかり、顔を上げた。
「えっと、このくらいの傷なら30分もあれば……」
「おいおい、治癒魔法だろ? 普通なら王宮魔術士が数人で、1日がかりとかでやるものじゃないか。たった30分で何ができるってんだ」
勇者も聞きかじりだが、治癒魔法というものがどれだけ難しいものかは知っている。
1人の人間がどうこうできるものではない。魔法がそんな実用的に使えるのならば、今ごろはもっと勇者も楽になっているはずだ。
「でも……できるんです」
イナリの表情が真剣であるとわかり、胡散臭げでも勇者は任せてみることにした。
たかが30分だ。実際にやらせてみて、できませんでしたで済まされる程度のことならば、やらせてみればいい。
「そっか。じゃあ頼む」
「はいっ」
イナリは勇者の傷へ手をかざした。
次にイナリが感じたのは、頭の痛みだった。
「あぅ、あうぅぅっ!」
「おっとすまん、やりすぎた」
どうやら殴られたようだ。勇者の握った拳をイナリはうらめしそうに見る。
「……痛いですよぉ」
「悪い悪い。でも凄いな。話しかけても突いても全く反応しなかったぞ。恐ろしい集中力だ」
傷口が完全に塞がり、勇者はイナリにそれを伝えた。話しかけ、顔の前で手を振ってみたり、頬をふにふにと突いてみたりもした。
だが全く気付く様子もなく、ただじっと傷があったところへ手をかざし、睨むように見続けていた。
「そ、それでなんですか?」
「ああ、もう治った。驚いたよ、本当に30分くらいだった」
勇者は先ほどまで傷があった場所を軽く叩く。それを見てイナリは少しホッとした。
失敗はしていない。きちんと治すことができたと。
「で?」
「え?」
突然出た勇者の言葉に思わず聞き返してしまう。何が『で?』なのだろうと。
何かしてしまったのだろうか。イナリは挙動不審になっている。
その様子を見た勇者は苦笑いをした。きっとこの子は当初の目的を忘れているんだろうなと。
「あたしに頼みがあって来たんだろ? 治癒の礼もあるし、できることなら叶えてやるよ」
どうやら見透かされていたらしい。いくら1人で治療ができるからといって、わざわざこんなところまで来るとは考えにくい。
勇者なんて所詮使い捨てだ。このような貴重な人材を、勇者になるリスクを考慮したら町や国が送り込んでくるわけがない。
ならばこの少女はこっそりと来たに違いない。それには必ず理由がある。
そしてああ、そうだった、といった感じにイナリは思い出す。ここへ来たのは願いごとがあったからなんだと。
「あの、私、家に帰りたいんです!」
叫ぶように言った。勇者は何を言っているのかいまいち飲み込めず、イナリの顔をじっと見た。
「家? 町から来たんだろ? 何かあったのか?」
「いえ、私はナヨルの村に住んでるんです」
「じゃあなんで町に……ああ、そういうことか」
この町に大きな魔法学校があることを勇者は知っている。そして先ほどのイナリの魔法を見て納得した。
あれだけの治癒魔法を使える少女は、どこだろうと欲しがるに決まっている。きっと無理やり連れて来られたのだろうと。
今ですら圧倒的な能力を持っているのだ。卒業した学校はどれだけの恩恵を得られることか。
「ナヨル……片道1週間ってところだな。まあいいか」
「ちょっと、勇者」
従者は困り顔で2人の会話に割って入った。
そんな勝手が許されるわけがない。勇者とはそういうものである。
この従者はなかなかに堅物だなと、勇者は小さくため息をついた。
「ここには傷が癒えるまでおおよそ3週間くらい滞在する予定だったんだ。それが1日で済んだんだから空いた時間を使うと考えれば可能だろ?」
「しかし、ただの一般人を勇者が護衛するなんて話ありませんよ」
「この子はあれだけ凄い魔法が使えるんだ。それこそ城に抱え込まれてもおかしくないほどのな」
「まあそうですけど」
「だったらこの子は一般人とはいえ、王宮魔術士以上の存在であるとしてもいいんじゃないか?」
「それは屁理屈です」
「例え屁理屈だとしてもな、お互いが納得すりゃ問題ないんだよ。納得がいかない道理よりマシだ」
「そりゃあそうかもしれませんけど……はぁ、わかりました。どうせ街道を使えるんですし、そう危険はないでしょう」
従者は諦めた感じで渋々受け入れた。
「ということだ。1週間くらいだが宜しくな、イナリ」
「はっ、はい! ありがとうございます!」
イナリは勇者と共に村へ戻れることになった。
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